ラベル 火垂るの墓 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 火垂るの墓 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018-05-29

『火垂るの墓』の有名なネタ話「この時の作者の心境を答えよ」「締め切りに追われて必死だった」はデマなのか?


『火垂るの墓』の原作者である野坂昭如さんには、ネットで有名なエピソードがあります。あらすじはこのような感じです。

野坂昭如さんの娘さんの学校の授業で『火垂るの墓』が国語の問題に出題された。
問題に「この時の作者の心境を答えよ」というものがあったので、娘さんは家に帰ってから父に「その時どんな気持ちだったの?」と訪ねると、野坂さんは「締め切りに追われて必死だった」と答えた。翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。

ご存知の方も多いとは思うのですが、よくできた笑い話です。実は最近、このエピソードを娘さんが御本人のブログにて否定したのです。

野坂昭如の娘が、国語の試験に出た「火垂るの墓の作者の気持ち」という問題に、父親に聞いた通り「締め切りに追われて必死だった」と答えたら✖︎をつけられた
という楽しいお話は全くの事実無根。

いかにも父が言いそうなことではありますが。
一部で都市伝説のような有名なネタとなっているみたいです。

ということで、あの有名なエピソード、デマでした。

…と言いたいところですが、どうやら事はそう簡単ではない様子。

2016-11-01

『となりのトトロ』豆知識、サツキとメイが存在するのは『火垂るの墓』のおかげだった!


『となりのトトロ』の上映時間は88分です。他のジブリ作品に比べて短い方だといえます。しかし、当初はもっと短い60分の作品になる予定でした。では、どうして20分以上伸びたのか?それは当時同時上映された『火垂るの墓』の、というよりは、高畑監督の影響でした。

2015-01-06

高畑勲監督「火垂るの墓は反戦映画としては役に立たないのではないか」


高畑勲監督が『火垂るの墓』について興味深いことを言っている記事を発見しましたので、ご紹介します。以下、カナロコ「過ち繰り返さぬために 「火垂るの墓」高畑監督に聞く」より抜粋です。

2014-08-15

「清太は現代の少年」 高畑勲が書いた『「火垂るの墓」と現代の子供たち』


火垂るの墓。1988年、『となりのトトロ』と同時上映されました。
http://www.ghibli.jp/10info/005863.html より

終戦の日、今回は、公開当時の映画パンフレットに書かれた高畑勲監督の『「火垂るの墓」と現代の子供たち』を抜粋してご紹介したいと思います。