2014/04/22

『耳をすませば』には中・小トトロとジジがゲスト出演している&その他豆知識!


スタジオジブリ第8作目の作品『耳をすませば』

好きな人が、できました。

監督は故・近藤喜文氏。原作は柊あおいさんの少女漫画です。ジブリ版のこの作品には、たくさんの遊び心が詰まった“隠れキャラ”や“文字”が散りばめられています。

例えば、雫が書いている『耳をすませば バロンのくれた物語』のイメージが描かれるシーンの中には、『となりのトトロ』から中トトロと小トトロ、『魔女の宅急便』からは黒猫のジジがゲスト出演している箇所があります。


その箇所がこちら。バロンが、自分とルイーゼを作ってくれた見習いの貧しい人形作りを回想する場面。左側、人形が並べられている棚の下の列にいます。

分かりづらいので拡大してみると…女性の人形の足を挟んで3体!

※実は周りの人形たちも、ある作品(世界観)に登場するキャラクターたちです。これは、『バロンのくれた物語』で描かれるこのファンタジックな世界の美術の元となり、また『耳をすませば』という作品全体の美術にも影響を与えたと言っても過言ではない、画家・井上直久さんの創り出す『イバラード』という世界のキャラクターたちなのです。

4つの隠し要素


『耳をすませば』にはさらに4つの隠し要素があります。


■雫が初めて地球屋を訪れた時のこと。天沢聖司の祖父、西 司朗が見せたドワーフの古時計のネジを回す時に見える時計盤には“Porco Rosso”の文字が。
ポルコ・ロッソ、つまり『紅の豚』の主人公ポルコの名ですね。

■雫が学校の図書室で本を探すシーン。棚に「TOTORO」というタイトルの本があります。

■雫がお父さんにお弁当を届けにいくシーン。向原駅から電車に乗った雫の後ろ、向かい側のホームに『海がきこえる』の里伽子と拓がいます。

■天沢聖司が図書館で雫を待ちながら読んでいる本は、『千と千尋の神隠し』に大きな影響を与えた作品のひとつ「霧のむこうのふしぎな町」です。

ちなみに、雫の部屋には魔女のぬいぐるみらしきものがありますが、あれがキキかどうかはちょっと分からないです。リボンを付けてないですし、ネコもいないし、決定打に欠けるので微妙なところです。

ということで、『耳をすませば』は隠し要素がたくさんある作品でした。



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