2024-09-02

『天空の城ラピュタ』に王蟲とトリウマ登場もあり得た!?元ジブリの木原さんのポストは驚きのラピュタ裏話が満載!


今回は2024年8月30日に日本テレビ系列で放送された『天空の城ラピュタ』の前に、元スタジオジブリ制作の木原浩勝さんがX上にてポストされた驚きのラピュタ裏話をご紹介します。

それでは、以下がそのポストです。





2024-08-24

厳しい?妥当?天才アニメーターが語る、宮﨑駿がアニメーターに求める高いハードル


ジブリファンならばよくご存知だと思いますが、宮﨑監督は後進を育てる人としてはかなり問題アリな方であり、それはシンプルに理不尽なこともあるようですが、アニメーターにかなりハイレベルな能力を求めるからでもあるようです。

今回は、Full Frontalという、日本アニメの記録、分析、インタビュー、翻訳を行う海外のサイトにて行われた、日本のアニメーターの中でもトップクラスの実力を誇る井上俊之さんへのインタビューから、宮﨑監督がアニメーターに求める高い条件をご紹介します。

井上俊之さん(出典:Full Frontalより)


それでは、以下がその部分抜粋です。


Q. 井上さんは昔から宮崎監督の作品が大好きだそうですので、どうして怖かったの?

井上俊之. いろいろ怖い話が聞こえてくるわけですね。『ナウシカ』『ラピュタ』『トトロ』で何人か知り合いが参加して、宮崎さんに激しく怒られたとか、途中で降ろされた話しとかを聞いていたのです。

Q. 結局宮崎監督とのやりとりはいかがでしたか?

井上俊之. 聞いていたほど恐ろしくはなかったですが、時々は怒ってました。僕も森本晃司さんと遠藤正明さんと供に別室に連れて行かれて説教されたことがありました。学校の先生のようでしたね。

Q. でも結局勉強になりましたか?

井上俊之. 勉強になったというか、もっと自分は上手に描けると思ったけれども全然うまく描けなかった。宮崎さんの望むレベルに届かないことを痛感した。

(中略)

ジブリのキャラクターは立体としての正しさみたいなものは大事ではなくて、柔らかいマンガ的な絵です。動きにしても宮崎さんの望むものは理屈や正しさが絶対ではなくて、やっぱり宮崎さんの思う情感とか感情とかがもっとストレートに出さないといけない。どうしてもその直前の仕事に引きずられて理屈で考えすぎてしまう癖が出だしていて。

2024-07-23

To people overseas. Regarding the unlikelihood that Yasuke, a black man favored by Nobunaga, was a Samurai. and the outrageous fabrication that the Japanese were involved with black slaves.


To everyone who came to my blog from overseas. First of all, thank you for coming to my blog. I know almost 100% of you came here because this blog have mentioned Studio Ghibli, but if you don't mind, please check out this article.


There is an issue that is currently confusing, angering, and saddened many Japanese people. It is a pernicious fabrication revealed by information about a character in a game called "Assassin's Creed Shadows," which is scheduled to be released in November 2024.

The game will feature a character named Yasuke, a black samurai. Herein lies the problem. To the surprise of the Japanese, he is actually being promoted abroad as a real-life hero from medieval Japan.

Let me give you a simple answer. The black man Yasuke did exist and was a favored servant of Nobunaga Oda. This is what the documents say. However, it is unlikely that he was a samurai, and even more unlikely that he was a war hero.

How can we say that? It is because there are extremely few documents describing him at all. In all the reliable sources written about Yasuke, there is less than one page that mentions him. And there is nothing in there to confirm that he was a samurai.

He was brought to Japan as a slave by Jesuit missionaries and met Nobunaga while being made a spectacle in Japan. Nobunaga took a liking to him and invited him into his service, but he stayed with Nobunaga for only one year and four months. Why? Because Nobunaga was betrayed by Mitsuhide Akechi and committed suicide. Yasuke was then saved from being killed for "insulting reasons," which is not a word one would use against a samurai. And after that, his whereabouts are unknown. 

Think about it, could a black man who was not fluent in Japanese, who was under Nobunaga's control for only one year and four months, and who was seen for the first time by many Japanese at the time, have been the "skilled swordsman" and "samurai" that you imagine him to be? And could a black man like him, who was new to the Japanese people at the time, be a Samurai and then disappear?

The answer should be NO. The way of the Samurai is not so easy.

2024-07-04

「一番やりたかったことが出来た」「何度生まれ変わっても作曲家になりたい」久石譲さんへの『君たちはどう生きるか』オスカーノミネートの際のインタビュー


今回は、『君たちはどう生きるか』のアカデミー賞ノミネートの際に公開された久石譲さんへのインタビューをご紹介し、また特に私が重要だと思った部分を文字としてここに残します。

このインタビューで久石さんが述べている言葉は、『君たちはどう生きるか』を深く理解するために非常に有益なことが述べられているのみならず、「映画における音楽の役割とは何か?」を問いかける内容となっています。久石さんの言葉に賛同するにせよ、しないにせよ、このインタビューを見ることには大きな意味があるでしょう。

それでは、以下がその動画です。



ここからは、私が特に重要だと思った部分を書き出します。(結果的にほとんどの部分を書き起こしてしまいましたが…)

2024-04-26

未登場となった幻のキャラも収録!『君たちはどう生きるか』の美術資料を収めた「THE ART OF 君たちはどう生きるか」


海外でも続々と好成績&高評価が上がっているジブリの『君たちはどう生きるか』ですが、この作品も過去の作品と同様に、宮﨑監督によって監督の脳内にあるイメージをスタッフに伝えるためのイメージボードが多数描かれており、それは『THE ART OF 君たちはどう生きるか』として書籍化されたものに収録されております。




この書籍には、宮﨑監督による構想段階でのイメージボードだけでなく、それを受けて作られたレイアウト、設定画、背景美術や、メインスタッフによるインタビュー、作品の全セリフを収録した台本などが収録されており、非常に盛りだくさんの内容となっております。

今回は、この書籍から宮﨑監督の手によるイメージボードを中心とした(個人的)見どころをご紹介します。


まずは眞人から。主人公だからか、特に完成された作品との乖離は見られません。

※クリックorタップで拡大できます。

しかし他の登場人物やキャラクターはと言いますと、完成された画とはやや異なっています。