2023-12-09
老紳士の回想はやがて奇怪な土塊へと変貌していく…イジー・バルタのアニメーション『ゴーレム』パイロット版
今回ご紹介するのは、非常に独創的なアニメーションを作るチェコのアニメ作家、イジー・バルタの『ゴーレム』のパイロットフィルムです。5分半ほどのパイロットですが、完成品は凄いものになりそうだと感じられる片鱗を見ることはできると思います。
2023-07-29
話題のアニメーション映画『オオカミの家』のレオン&コシーニャが制作した不気味で不安を掻き立てる短編アニメーション『ルシア/ルイス』
『ミッドサマー』の監督であるアリ・アスターが絶賛したという触れ込みのもと、予告編で既に不気味で異常な世界が話題となっている、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャによるストップモーション・アニメーション映画『オオカミの家』。
その予告編がこちら。
【公式サイトはこちら】
8月19日より順次全国公開される注目作ですが、今回は、この作品の監督であるレオン&コシーニャがナイルズ・アタラーと共に制作し、2007年と2008年に公開した短編アニメーション『ルシア/ルイス』をご紹介します。
2021-12-18
怒涛の勢いで風景が急激に変化していく!悪い夢を見ているような1分の幻覚手描きアニメーション!
今回は、1分ほどの短編ですが、怒涛のように押し寄せるイメージに圧倒されるアニメーションを4つご紹介します。とにかくまずはご覧になってみてください。
Brain Wave from Jake Fried on Vimeo.
2016-12-24
クリスマスはこれで決まり!PESが送るお菓子でできた暖炉のアニメーション!
米国ではクリスマスの隠れた定番であり、ノルウェーでは高視聴率を獲得したというテレビ番組、「暖炉で薪が燃える様子を撮影し続けただけの映像」。ご存知でしょうか?
今回、アニメーション作家のPESがもっと良いものを提供してくれました!キャンディコーンとプレッツェルで作られた薪がひたすら燃えている映像、たっぷり2時間です!なんと4Kまで対応しています!素晴らしいですね!それでは御覧ください!
2016-10-30
み、宮崎監督…!?映画監督とその代表作を合体させた彫刻アートがキモ面白い!
なんか不気味、だけどちょっと笑えて妙に気になってしまう、映画監督とその作品を合体させたシュールな彫刻アートをご紹介します。
ティム・バートン
2016-09-29
まさに“シュール”、どこか邪悪なサルバドール・ダリの描いた『不思議の国のアリス』
シュルレアリスムの画家といえば、多くの人の頭に浮かぶのがサルバドール・ダリではないでしょうか?そのダリは、なんとかつて『不思議の国のアリス』の挿絵を描いたことがあったのです。今回は、そちらをご紹介します。
表紙
2016-09-26
少女の妄想が禍々しい塔のように具現化していく…短編アニメーション『空想少女』
今回は、美しさ、可愛らしさ、禍々しさ、そして悲しさが同居する緻密な描写の短編アニメーションを2つご紹介します。
まずは『空想少女』という作品。図鑑を見ていた少女は、頭の上に妄想をどんどん広げていく…という物語です。この緻密で怪しい美しさは必見です。
…果たして少女は何者だったのか?本の中の存在だったのか?それとも、本の一部となってしまったのか?それとも妄想なのか…いろいろな解釈ができそうな作品ですね。
2016-09-24
“ダークな千と千尋の神隠し”のような自主制作アニメーション『百足商店街』
『千と千尋の神隠し』が“陽”ならば、こちらは“陰”ともいうべき、「闇の世界の千と千尋の神隠し」のような世界観の自主制作アニメーションをご紹介します。
とある少女が路地裏に入っていきます。
立入禁止の柵を越えて向かう先は…?
“僕らは生まれつき身体のない子どもたち” たまの『電車かもしれない』に映像を付けた白昼夢のような名作アニメーション
今回は、不思議系アニメーションとして、とても有名な作品をご紹介します。何度も見てしまう中毒性のある作品です。
2016-09-20
あらゆる分野のクリエイターに影響を与え続けるチェコアニメの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルの代表作『アリス』
日本の“アニメ”ではない世界の“アニメーション”への扉を開くことになる時、多くの人はこの方がきっかけになるのでは?というほど有名な巨匠、その人がヤン・シュヴァンクマイエルです。
1934年、チェコスロヴァキアのプラハ生まれ。アニメーション作家としてだけでなく、芸術家、とりわけシュルレアリストとして幅広く活動している。その映像表現は一度見たら忘れられない強烈な体験として、カンヌ、ベルリン、アヌシー、チェコ国内など世界中の映画祭で絶賛されている。
CGではなくストップモーション・アニメーションで作り続けるその作品は、奇妙で、不気味で、ユーモアがあり、引き込まれてしまう。その影響は極めて大きく、テリーギリアム、ティムバートン、ギレルモ・デル・トロ、ニール・ゲイマン、ブラザーズ・クエイ、ビョークを初めとする数多くの映画監督、クリエイターの尊敬を一身に集めている。
CGではなくストップモーション・アニメーションで作り続けるその作品は、奇妙で、不気味で、ユーモアがあり、引き込まれてしまう。その影響は極めて大きく、テリーギリアム、ティムバートン、ギレルモ・デル・トロ、ニール・ゲイマン、ブラザーズ・クエイ、ビョークを初めとする数多くの映画監督、クリエイターの尊敬を一身に集めている。
■代表作:アリス
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を原作に3年の歳月をかけ製作した長篇第一作。9歳の少女をアリス役に起用し、実写とコマ撮りを組み合わせ、アリスの人形や白ウサギの剥製、気違い帽子屋の人形、靴下の芋虫など、様々なオブジェがユーモラスにグロテスクに動き回る。数ある“アリス” ものの中で群を抜いてオリジナリティが高く、国内外のファンも多い。
彼はアニメーション好きを超えた知名度と人気を誇っている方ですので、【ユーリー・ノルシュテイン】とシュヴァンクマイエルは、世界のアニメーションに興味を持った方ならば必ず聞くことになる名前だと思います。
2016-08-20
恐怖のクレイアニメーション!『ピングー』と『アナと雪の女王』が『遊星からの物体X』に!
かわいらしさや手作り感、そしてその裏に秘められた根気と技巧に唸らされる『クレイアニメーション』という表現方法。有名な作品といえば『ウォレスとグルミット』や『ピングー』でしょうか?
しかし、そんなかわいらしいクレイアニメーションが、もしもホラーに変わってしまったら…?今回は、あの『ピングー』と、クレイアニメーションになった『アナと雪の女王』が名作SFホラー『遊星からの物体X』のパロディとして作られた!という奇妙な作品をご紹介します。ややショッキングですが、なんとも言えない魅力があり、オススメです!元ネタが分からなくても楽しめると思います!
2016-08-01
世界の不思議と奇妙が満載!エスティマのスペシャルサイトが好奇心をくすぐる!
私たちは『世界の不思議』や『謎』といったフレーズにどうにも惹かれてしまうところがあります。UFO、伝説の生物、未知の物質、預言者、オーパーツ…たとえ嘘だと分かっていても、それを楽しむ節がある。
今回は、そんな『世界の不思議』や『謎』を軽妙で分かりやすく解説したサイトをご紹介します。とはいえ、そのサイト、もしかしたら数年後にはなくなっているかもしれません。なぜなら、あのトヨタ自動車のエスティマのための特別サイトなのですから…見るなら今のうち!
◆追記:やはりこのページ、なくなってしまいました…。しかし、幾つかの要素はこのブログに書くことで残しておりますので、そちらをお楽しみください!
2015-09-03
恐怖?不思議?女性の顔が奇妙なモンスターに見える錯覚動画!
なんとも形容しがたい体験ができる動画です。
まず動画を再生すると、両脇に2人の女性の顔が出てきます。
そして真ん中には+のマークと「+のマークをじっと見続けてください」との表示が。それにしたがって、+をじっと見つめながら動画を再生し続けると…
2014-11-04
ブラックユーモアなティム・バートンの短編アニメ-ション『ステインボーイ』
ティム・バートンのブラックユーモアな短編アニメーション『ステインボーイ』の動画をご紹介します。
この作品は、ティムバートンの描いたブラックな絵本『オイスター・ボーイの憂鬱な死』に少しだけ登場するキャラクター、ステインボーイを主人公にした短編で、2000年にティムとフリンチスタジオが製作したFLASHアニメーションです。
2014-10-10
【動画】作り物だと分かっていてもハラハラする!車と人が激しく行き交うラッシュアワー!
車と人が激しく行き交う恐怖の交差点を表現したショートフィルムです。
作り物なのですが、そうだと分かっていながら観ても大事故が起こってしまいそうでドキドキします!
RUSH HOUR from Black Sheep Films on Vimeo.
2014-09-29
奇妙な生命の奇妙な変異、不気味で美しい人形アニメーション
本編は2分ほどなので、サクッと奇妙な世界が観られる動画です。ゴシックな雰囲気の漂ういびつに歪んだ部屋にひしめく、風変わりな生物の起こす変異が描かれています。
Neomorphus from Animatorio on Vimeo.
チェコアニメのヤン・シュヴァンクマイエルとイギリスで活動するブラザーズ・クエイを足して2で割ったような動画ですね。おかしな夢を見ているような感覚になります。
2014-04-04
坂を上がっていく!?世界一になった錯覚の動画!
四方向に設置されたすべり台を上がる謎の映像…一体なぜ!?
…と、答えは40秒ほど経った後にアッサリ明かされます。しかしタネが分かった所でなお不思議なのが錯覚の面白い点。
この錯覚は「なんでも吸引四方向すべり台」と名付けられていて、「ベスト錯覚コンテスト世界大会(Best Illusion of the year Contest)」の、2010年優勝作品です。
製作したのは、杉原厚吉(すぎはら こうきち)さん。明治大学大学院先端数理科学研究科特任教授、明治大学大学院先端数理科学インスティテュート副所長、東京大学名誉教授をされていて、研究分野は数理工学だそうです。杉原さんは2013年にも「ベスト錯覚コンテスト世界大会」で優勝を果たしています。
2014-03-16
2014-02-14
紙なのに機械仕掛け!?不思議な『スチームパンク・バレンタイン』
チョコより嬉しいかも、スチームパンクなバレンタイン!
これは、ボール紙で出来た『MechaniCard(メカニカード)』という作品で、製作したのはアーティストのBradley N. Litwinさん。以前、
というネタを紹介したのですが、そのバレンタインバージョンでした。
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【こちらも併せてどうぞ】
南アフリカにあるカフェがスチームパンクで凄い!
まるでジブリや初期FFの空想世界…ルイージさんと小さな飛空艇の部屋
2014-02-13
何もかもがどうでもよくなる動画
どーでもいいわーーーヒャッハーーーー!!!!!
これは、ロサンゼルス在住のアニメーション・アーティスト David Lewandowski 氏が制作した作品。彼は2010年に公開された映画「トロン:レガシー」のオープニン・タイトルや「オブリビオン」などのハリウッド映画にも参加しているほか、Friendly Firesの「Hurting」、フライング・ロータスの「Tiny Tortures」などのMVも手掛けている新進気鋭のアーティスト。
概要に日本語で「私はばかです、また、これはばかです。」と書いてある謎…。
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