2015/02/08

『となりのトトロ』裏設定 サツキとメイの家は、かつて病人が死んだ家だった。


『となりのトトロ』で草壁一家が引っ越してくる、いわゆる「サツキとメイの家」。和風と洋風が合わさった家となっています。

実はこの家、まだ未完成で、しかも、かつてここに住んでいた住人が病気で死んでしまった家なんです。これはとなりのトトロ (ジブリ・ロマンアルバム)で宮崎監督が言っている事実です。以下、そのインタビュー部分を抜粋してご紹介します。

―― あの引っ越してきた家ですが、あれは入院しているお母さんが退院してきたとき、空気のいい場所に住むために引っ越したと考えていいんでしょうか?

宮崎「ええ、そうです。そのため以外は考えられないですよ。ああいう日本家屋と洋間をつなげた家は、昔はよくあったんですよ。実は、あの家はまだ半完成、全部出来上がってはいない家なんです。庭にしても、ちゃんとした庭を作ろうと思ってたんだけど、ちゃんと作らないうちに、家が用なしになってしまった。……ようするに、病人が死んでしまった家なんです。」

―― そうなんですか。

宮崎「ぼくは、基本的にあの家は、病人を療養させるために建てた離れのある別荘だと思ってるんです。結核患者の人のために建てた離れなんですね。で、その人が死んでしまったので、そのまま用なしになって空いていた家なんです。これは裏設定ですけどね。
 だから、あの婆ちゃん(補足:カンタの婆ちゃんのこと)はたぶん、あの家に女中奉公してたんじゃないか。だから、田舎の人にしては物言いがハッキリしてるんだとか、これは裏設定なんで、言う必要ないので誰にも言わなかったけれど、そう考えていた家なんです。離れが妙に日当たりがよさそうなのもこの設定のためですね」

この家は、結核患者のために建てた離れでした。そしてサツキとメイのお母さん(ヤス子)は、肺の病気で七国山病院にて療養しています。彼女の肺の病気が結核かどうかは明言されていません。ですが、この事から結核である可能性は高く、この家は病気療養の地としてはピッタリだったというわけです。

そしてカンタの婆ちゃんがこの家で女中奉公していたという過去。設定によると、婆ちゃんはあの家の管理を任されていたそうです。これは隣に住んでいたからだけでなく、女中奉公をしていたという縁があったからかもしれませんね。

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