『千と千尋の神隠し』のモデル地って、本当に根拠不明の怪しいところが多いんです。いや、これはおそらく『千と千尋の神隠し』に限らず、スタジオジブリというブランドにつきまとう問題なのだと思いますけど。
最近でも、スタジオジブリから「モデル地として正解ではない」と名指しで言われている群馬の四万温泉(積善館)を【http://www.ghibli.jp/15diary/000060.html 1月9日の日記より】いまだに「モデル地」と紹介するネット記事が見受けられました。(この旅館は、いわく「日テレの番組で油屋のイメージモデルとして紹介されたことがある」と自サイトで宣伝しています。しかしそれはスタジオジブリさんが認めた演出ではないことを、とある方が直接ジブリさんに確認してくださいました。また「千と千尋の神隠し」の制作の前に、宮崎駿監督がこの旅館を訪れたと言っているそうですが、監督が訪れたのは「公開後」だそうです。)
※「山形の銀山温泉」「宮城の鎌先温泉」「群馬の四万温泉」「長野の渋温泉」「鳥取の羽合温泉」は、「うちが油屋のモデルではないか?」とジブリに問い合わせ、「これらの温泉地に監督が訪れたことがあるのか否かについては、残念ながらわかりませんが、監督が特定のモデルはないという以上、正解ではないようです。」と回答されている場所です。
ですので、今回は「実際にジブリがモデル地と認めている場所の画像を見て頂いたほうが分かりやすいだろう」と思い、以下の投稿
「『千と千尋の神隠し』の舞台・モデル地は九份」というデマについて&モデル地と称する日本の旅館について
http://flying-fantasy-garden.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html
http://flying-fantasy-garden.blogspot.jp/2013/10/blog-post.html
を補足する形で、『スタジオジブリ関連の資料で、宮崎駿本人やスタッフから「モデルにした、参考にした」と認める発言があるモデル地』を画像で紹介してみたいと思います。