2017-05-07
宮崎監督、『風の谷のナウシカ』プロデューサーをやってくれない高畑勲に号泣する
宮崎駿さんと高畑勲さんの関係は、私たちには推し量れない友情のような、師弟関係のような、そしてライバルでもあるような、特別な間柄のようです。今となってはスタジオジブリ第一作目とみなされている『風の谷のナウシカ』の頃、宮崎さんが号泣したことがあったそうです。
以下、書籍『ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ』に収録されている鈴木プロデューサーによる語り下ろしより抜粋です。
2017-05-05
『千と千尋の神隠し』豆知識:油屋には床屋がある!
今回は、『千と千尋の神隠し』がちょっと楽しくなる豆知識をご紹介します。以下、書籍『ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し』に収録されている美術監督の武重洋二さんへのインタビューから引用です。
ーー湯屋の中に床屋などがあるそうですが。
「ええ、そうです。従業員たちが夕方出勤する風景というのがあるんですけど、そのシーンで見ることができると思います。そこにはキヨスクみたいな、昔ながらの『たばこ』って書いてある看板の店なんかもあります。床屋については、美術スタッフがあの赤と青と白がクルクル動く床屋の看板を実際に動いて見えるように描き込んでいました。あとパーマ屋もあります。それは窓に横書きで『マーパ』って書いてあるだけなんですけど。湯屋に関してはそういう細かいところを凝ろうと思えばいくらでも凝れる要素がありましたから、描いていて楽しかったです」
「ええ、そうです。従業員たちが夕方出勤する風景というのがあるんですけど、そのシーンで見ることができると思います。そこにはキヨスクみたいな、昔ながらの『たばこ』って書いてある看板の店なんかもあります。床屋については、美術スタッフがあの赤と青と白がクルクル動く床屋の看板を実際に動いて見えるように描き込んでいました。あとパーマ屋もあります。それは窓に横書きで『マーパ』って書いてあるだけなんですけど。湯屋に関してはそういう細かいところを凝ろうと思えばいくらでも凝れる要素がありましたから、描いていて楽しかったです」
2017-05-02
『千と千尋の神隠し』はキャバクラが元になっていた!
ジブリ作品はどんなところから着想を得ているのでしょうか?多くは児童文学のようですが、色々な作品を組み合わせていることも多いようです。ですので、意外なところからも着想を得ることがあるそうで、「そんなところから!?」という作品もあるのです。
今回は、書籍『ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し』に収録されている鈴木プロデューサーの語り下ろし「この映画をヒットさせていいのか確信が持てなかった」より、『千と千尋の神隠し』の意外な発想源をご紹介します。以下、その抜粋です。
2017-04-29
多数のグランプリを受賞!日本のアニメーションの巨匠、山村浩二の『頭山』
ある日、ケチな男の頭に生えてきたのは…芽!?
この作品が無料で見られるとは幸せな状況になりました。日本のインディペンデント系アニメーションの巨匠、山村浩二さんの名作『頭山』をご紹介します。
この作品は、アヌシー2003、第16回ザグレブ国際アニメーション映画祭、第10回広島国際アニメーションフェスティバル、レンコントレス国際アニメーション映画祭、第15回ドレスデン国際アニメーション&短編映画祭、メディアウェーブ2003でグランプリを受賞、ほか各アニメーション祭でたくさんの賞を受賞している短編です。
2017-04-25
「ラピュタはムスカの野望と挫折の物語」宮崎監督はムスカがお好き?
『天空の城ラピュタ』に登場する悪役ムスカ。
悪党として非常に印象的であり、その意味では素晴らしいキャラクターです。こういうキャラクターを作っている時、作者は何を考えているのでしょう?嫌いながら作っているのでしょうか?それとも…
書籍『ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ』に収録されている鈴木敏夫プロデューサーの語り下ろし(借金を背負って発足した「スタジオジブリ」)によると、こうあります。
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