『となりのトトロ』の悲しい裏設定：どうしてトトロは日本から減ってしまったのか？

『となりのトトロ』に登場するトトロ。

映画を超えてそのキャラクターが愛されていますが、作品内のトトロはどうも人間とは折り合いが悪いようです。

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』とジブリ新作に直接の関連はない（追記あり）

吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』、売れていますね。これはハッキリ言ってしまえば、宮崎監督の新作のタイトルが『君たちはどう生きるか』だったからであると思うのですが、では、吉野源三郎さんの作品が原作なのかと言うと、どうでもそうではないようです。

実は全部の円が同じ色！ムンカー錯視

以下の画像をご覧ください。カラフルな横縞に色とりどりの円が配置されている…ように見えますね。

A "confetti" illusion with six perceived colors. The dots are actually all the same color (RGB 244,200,240). This effect is difficult to produce. The original png file is at https://t.co/6r2PMc3nAK. pic.twitter.com/3ikomCU4yh

— David Novick (@NovickProf) 2018年7月30日

しかしこの円、全部同じ色なのだそうです。信じられないという方、拡大してみると本当に同じだというのが分かります。

これは米テキサス大学のデビッド・ノヴィック教授が作ったもので、「ムンカー錯視」と呼ばれる錯視の一種だそうです。ムンカー錯視は、周りの色から同じ色あいの色に誘導される「色の同化」と、反対の色あいに誘導される「色の対比」によって、「違って見える」と考えられているとのこと。

この作品自体は、錯視で有名な北岡明佳教授の影響を受けて作られたものだそうです。

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宮崎監督の語るトトロ続編の可能性「トトロは愛想を振りまきすぎた」「ぼく自身がもう変わっている」

今や色々な所で目にするトトロですが、これだけ大人気のキャラクターになると、どうしても気になってしまうのが『続編』の話。ジブリ美術館では『めいとこねこバス』というある意味で続編的な短編作品が期間限定で上映されていますが、それとは別に、全国的な映画館で上映される本当の続編の可能性はあるのでしょうか？書籍『トトロの生まれたところ』より、宮崎監督の言葉をご紹介します。

トトロを生み出した所沢の草木、花の水彩画が豊富な書籍『トトロの生まれたところ』

今回は、『トトロの生まれたところ』という書籍をご紹介します。この本は、『となりのトトロ』のイメージの源になった埼玉県所沢の四季の自然を、宮崎朱美さん（宮崎駿監督の奥さんだそうです）が繊細な水彩画によって描いた作品たちが載っているものです。以下、一部をご紹介。