2016-09-30

『ハウルの動く城』は細田守が監督をするはずだった。


宮崎駿に続くアニメ映画監督として国内外の期待と注目を集める一人、細田守さん。

『時をかける少女』『サマーウォーズ』『バケモノの子』など、大ヒット作を次々と世に放っています。

やや有名な話ですが、その細田さんが『ハウルの動く城』の監督を務めるはずだったのをご存知でしょうか?今回は、その頓挫してしまった状況を分かり限りでご紹介します。

2016-09-29

まさに“シュール”、どこか邪悪なサルバドール・ダリの描いた『不思議の国のアリス』


シュルレアリスムの画家といえば、多くの人の頭に浮かぶのがサルバドール・ダリではないでしょうか?そのダリは、なんとかつて『不思議の国のアリス』の挿絵を描いたことがあったのです。今回は、そちらをご紹介します。


表紙

2016-09-27

続きが見たい!ジブリ風『ゼルダの伝説』のファンムービー!


「ある作品」を「別の作品」のようにするのはたまらなく魅力があります。それが大人気の者同士ならばなおさら魅力的です。今回は、『ジブリ』『ゼルダの伝説』という夢のような組み合わせにチャレンジしたファンムービーをご紹介します。

それがこちら。


2016-09-26

『レッドタートル』を理解するために。助けになる監督&高畑勲の言葉


『レッドタートル ある島の物語』、素晴らしい作品です。広く伸びやかな空間の美しさと、ゆったりとした時間の流れが心地よく、このシンプルで無駄の一切ないに空気に身を委ねていたい作品でした。

しかし、万人受けは難しい作品であるともいえます。わかりやすさを廃し、私たちがどう感じるのか?それぞれの解釈を試してくるため、合わない人にはただ「単純な映画」ないし「何が言いたいのかわからない映画」と映ったかもしれません。

そこで今回は、映画のパンフレットから一部抜粋して、作品を理解することの助けになると思われるマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の言葉と、高畑勲さんの当作品への思いをご紹介します。

以下、監督の言葉の抜粋です。

少女の妄想が禍々しい塔のように具現化していく…短編アニメーション『空想少女』


今回は、美しさ、可愛らしさ、禍々しさ、そして悲しさが同居する緻密な描写の短編アニメーションを2つご紹介します。

まずは『空想少女』という作品。図鑑を見ていた少女は、頭の上に妄想をどんどん広げていく…という物語です。この緻密で怪しい美しさは必見です。


…果たして少女は何者だったのか?本の中の存在だったのか?それとも、本の一部となってしまったのか?それとも妄想なのか…いろいろな解釈ができそうな作品ですね。