2013/11/03

北斗の拳の「ひでぶ」はやっぱり誤植ではなかった!原作者が間違えていたという稀有な例


ネットで数日前から話題になっていた話、
『北斗の拳』の原作者、武論尊さんが語った裏話において、
かの有名な敵、ハート様の断末魔「ひでぶっ」が実は誤植だった、
と話された件。


(http://attrip.jp/118732/)より

衝撃の事実です。僕もビックリしました。てっきり狙ってやったセリフだと。
しかし、タネタンという元ネタや由来を探るサイトによると
(http://moto-neta.com)これがまた覆ってしまいます。

作画を担当した原哲夫さんは「あれは狙ってやったもの」と証言し、
しかもそれを武論尊さんに伝えていたのだそうです。

以下、タネタン(http://moto-neta.com/manga/hidebu/)より引用
原哲夫は「ひで」=「痛て(いて)」で、セリフを言っている途中かで体がくだけることから、「いてえよ~っ」と言い終わる前に「ぶ」となると文庫本第15巻のあとがきにて解説している。

(中略)
原哲夫:
「ひで=痛て」で、体の内部からの破裂音ですので、このセリフを言ってる途中で体がくだけてるので、「痛えよ~っ」と言い終わる前に、「ぶ」とくるわけです。
次に「たわば」ですが、これはマッド軍曹が「たすけてくれっ、たすけて~」と言ってる途中で肉が弾ける感じを出すために工夫したものです。
あとはそのバリエーションということになります。
ですから、誤植でも、偶然の産物でもないんです。
(中略)

『北斗の拳2000―究極解説書part 2』に掲載されている原哲夫、武論尊、当時の担当編集者の堀江信彦氏の対談にて、原哲夫は「ひでぶ」は誤植でなく自分で書いたものと解説している。武論尊にも直接説明しているため、誤植ではなかったことが判明。

武論尊:「ひでぶっ」なんてのはただの誤植だからね。
原哲夫:先生、それは違うんですよ。あれは自分でちゃんと書いてるんです(笑)
堀江信彦:原先生の字が汚くて、何書いてるのかわからなくてね。最初は僕も先生が間違えてるんじゃないかと思ってた(笑)
原哲夫:確か『鉄のドンキホーテ』の頃から書いてたんだけど、直されてたんですよ。
雰囲気を出そうを思って一生懸命変なことを書いてるんだけど直されちゃって(笑)

原哲夫は原稿にはちゃんと「ひでぶ」と書いていたのに悪筆であるため「ひでえ」と直されていたようで、武論尊は「ひでぶ」は「ひでえ」の誤植から生まれたと逆の認識をしていたようだ。
文庫版第15巻のあとがきでも解説しているように、「ひでぶ」は原哲夫が考えたオリジナルの断末魔だったのだ。
どうやら、武論尊はこの対談の内容を忘れていて、「ひでえ」の誤植から「ひでぶ」が生まれたとトークショーで解説してしまったために、「ひでぶ」誤触説(※原文ママ)が出回ってしまったようだ。


つまり原作者の武論尊さんが間違えていて、
しかも一度訂正されていたにも関わらず、それを忘れてしまった…
という非常に珍しいケースだったようです。

作画と原作が異なっているゆえに起きた誤認でしょうか。


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