2014/05/07

小説版『天空の城ラピュタ』に書かれている、パズーとシータの“その後”


『天空の城ラピュタ』には別のエンディング、幻のエンディングがある、という噂があります。

もちろんそういうものは無く、さほど広まった噂でもなかったようですが(参照:スタジオジブリ公式サイト『いつものジブリ日誌 2002年12月13日)、実は小説版ラピュタには、ほんの少しだけ、アニメ版のエンディングに続く後日談が書かれています。以下、その内容をご紹介します。


それは、あのラピュタ崩壊から半年がたった後の話。シータはゴンドアの谷に帰り、ムスカに撃ち落とされたおさげも元に戻り、平穏な生活を取り戻していました。そんなシータのもとには、パズーから手紙が届いていました。そこには、

・ゴリアテが破壊されたことを、軍・政府が隠蔽しようとしていること
・ドーラ一家は相変わらず海賊稼業を続けていること(新聞に「軍の給料を強奪した鳥型の頭部を持つ正体不明の飛行船」の記事)

そして何より、

パズーがかねてより作っていた鳥型飛行機『オーニソプター』がもうすぐ完成しつつあること。シータの住むゴンドアへの地図を作り、近いうちにシータのもとへオーニソプターで行こうとしていること。

が書かれていたのです。

ちなみに スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉 (ジブリTHE ARTシリーズ) には、オーニソプターを完成させたパズーがシータに会いに行く様子と思われる絵が掲載されています。

こちらがその絵
オーニソプターを完成させてしまうパズーって何気に天才少年ですよね。

他にも、手紙を読んだシータの心情などが書かれており、小説版(後編)は一読の価値ありです。(もちろん前編も、アニメ版の前日譚が少しだけ書かれているなど、面白いですよ。)

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