アメリカのコミック、映画、アニメなどでおなじみ、アメリカンヒーローの代名詞といえるスーパーマンが、今年で誕生75周年だそうです。それを記念して、彼の歴史の歩みを2分で振り返るショート・アニメーションが公開されていました。
この2分間のアニメーションは、スーパーマンの実質デビュー作の表紙から始まり、コミックだけでなく、アニメ、映画、ドラマ、ゲームを縦横無尽に駆け巡り、最後は映画『マン・オブ・スティール』の姿で締められています。
僕も全てを知っているわけではないですが、単純に見ていて楽しいですね。
知っている限りで内容を追ってみますと…
デビュー作の表紙から始まり、走って“ビルをひとっ飛び”、フライシャー兄弟のアニメ作品へ。後ろ姿で吹っ飛ばされているのは…最大の宿敵ともいえるレックス・ルーサー(?)
デビュー作の表紙から始まり、走って“ビルをひとっ飛び”、フライシャー兄弟のアニメ作品へ。後ろ姿で吹っ飛ばされているのは…最大の宿敵ともいえるレックス・ルーサー(?)
白黒に転じた時の彼は、初代実写のカーク・アレン…ではなく、ジョージ・リーヴスでしょうか。そして巨大化した後輩のジミー・オルセン(後に親友に設定変更)、ブレイニアック、ビザロを蹴散らし、スーパーガールや犬のクリプト、その他動物たちと合流。Mr. Mxyzptlkが登場して消え、スーパーブレスで火事を消化した自分の絵をデイリー・プラネットで見ている仮の姿のクラーク・ケント。見ている絵はアンディ・ウォーホルと…ロイ・リキテンスタインでしょうか?
ハンナ・バーベラのアニメ「ジャスティス・リーグ」ならぬ「スーパーフレンズ」、あのモハメド・アリとの戦い、おなじみ映画版のクリストファー・リーヴ、次に出てくるのは…何かのゲーム?
曲が一転。
ドゥームズデイとの死闘、ニュースにもなったスーパーマンの死。彼の死後に後継を名乗ったスーパーボーイ、サイボーグ・スーパーマン、スティール、エラディケイター、ロン毛時代、分裂時代から、カートゥーンネットワークで放送されていたスーパーマンへ。(個人的にはジャスティス・リーグも入ってて欲しかった!)邦訳もされた名作『キングダム・カム』。
そして赤パンを廃止したNEW52の彼が戦うのは、DCユニバース最大のヴィランの一人であるダークサイド。(某有名サイトはメタロと書いてましたが、どう見てもダークサイドです。)そしてオメガビームに吹き飛ばされた彼は、新スーパーマンのヘンリー・カヴィルになり…向かうは「75」の文字の上。
流れている曲が、かのジョン・ウィリアムズの定番曲から、ハンス・ジマーの『マン・オブ・スティール』版に変わるのもグッと来ます。
そんな『マン・オブ・スティール』の予告編
こうして聴き比べてみると、『マン・オブ・スティール』のテーマ曲もかなり良いですね。耳に残ります。
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