2014-06-16

『ハウルの動く城』に登場する星の子たちを使った呪文の意味がネガティブすぎる!


『ハウルの動く城』に登場する星の子たち。

マダム・サリマンの魔法に使われるなど、印象的で綺麗なキャラクターです。その内のひとつがハウルと契約を結び、カルシファーとなりました。

そんな彼(?)らは、地上に降ってきたあとはすぐに死んでしまう、儚い存在でもありました。

そんな星の子たちですが、サリマンがハウルに魔法を使ったシーンでも登場します。(後ろの影はマンダラケ人間)この魔法、星の子たちを使って何をしているのでしょうか?

書籍 The art of Howl’s movingcastle―ハウルの動く城 に収録されている宮崎駿監督のイメージボードによると、どうも非常にネガティブな魔法のようです。それがこちら。

「ほっといて ほっといて ぼくにさわらないで
死にたいのに 死にたいのに」

「死にたい」という歌を歌っていたとは…何とネガティブな魔法でしょうか。これはサリマンが言わせたものというよりは、星の子が元々持っている儚い性質をサリマンが利用したものではないでしょうか?


ロマンアルバム ハウルの動く城
ロマンアルバム  ハウルの動く城アニメージュ編集部

Amazonで詳しく見る
The art of Howl’s movingcastle―ハウルの動く城
The art of Howl’s movingcastle―ハウルの動く城 (Ghibli the art series)スタジオジブリ

Amazonで詳しく見る


【こちらも併せてどうぞ】
ハウルを観るのがもっと楽しくなる!『ハウルの動く城』の裏設定&用語集!

『ハウルの動く城』豆知識:ハウルとソフィーはいつからお互いを好きになったのか?

高畑勲が師と仰ぐアニメーション界の至宝、フレデリック・バック