ジブリの絵コンテから分かること。今回は『ハウルの動く城』から、ひたすらイケメンとして描かれるハウルのイケメン描写の中から、気になるイケメン描写をご紹介します。
まずはお婆ちゃんにされてしまったソフィーがハウルと出会い、掃除婦として働き出したシーン。ソフィーが暖炉の掃除を始めたため、小さくなってしまうカルシファー。
カルシファーに息を吹きかけて、炎の勢いを戻したハウルがソフィーに話しかける。「友人をあまりいじめないでくれないか」。このシーンの説明書きには、こうあります。
絹のようなカミの毛を
シャンプーのコマーシャルのようにたゆとわせつつ
シャンプーのコマーシャルのようにたゆとわせつつ
シャンプーのコマーシャルのよう…イケメンらしい表現です。艷やかでしなやかでコシのある世界が嫉妬するプレミアムでサラッサラなキューティクルヘアーなんでしょうか。
その後、出かけようとするハウル。振り向くハウルの説明書きには(いい男に!)という補足!
次は、サリマンの下から逃げ出してきたハウルとソフィーに、荒地の魔女とヒン、カブも加わり、引っ越しの作業をしているシーンにて。
ハウル、カブに対して
「フーン 君にもややこしい呪いがかかってるね」
「さて 今日はいそがしいぞ」
クルッとみんなの方を向くハウル、その説明書きには
“まるでシャンプーのコマーシャルのよう”とあります。
またしてもシャンプー。またしてもサラッサラヘアー。イケメンめ。
続いては、掃除婦として城内の掃除を始めたソフィーのシーン。自分の部屋に入ることをあわてて拒否するマルクル。
ソフィー「フフ…腹を立てたら元気が出たみたいね」
実は元気が出たのはハウルがこっそり魔法を掛けていたからでした。
いつの間にかさりげなく魔法を掛けてあげるイケメン。
最後は、ハウルとソフィーが初めて出会う序盤のシーン。兵隊のナンパからソフィーを助けたはいいものの、荒地の魔女に見つかってしまったハウルは、ソフィーを連れて空中散歩へ。
ソフィーに顔を寄せながらハウル「…上手だ」
説明書き「これが誤解を生むのだ。」
イケメンめ…。
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