今回は、ジブリ版『魔女の宅急便』の製作過程で描かれたイメージボードから、様々なキキの姿(スク水含め!)をご紹介したいと思います。
角野栄子さんの児童書『魔女の宅急便』をアニメ化した今作では、監督が宮崎駿氏に決定するまでに、近藤勝也、大塚伸治、近藤喜文、片淵須直の各氏によってイメージボードが描かれています。(美術ボードは大野広司氏、キャラクター設定は近藤勝也氏)
そのため、完成した作品とは大きくイメージの異なるキキが多数描かれているのです。
例えばこちらはロングヘアーのキキ
髪をふたつに束ねたキキ
金髪のキキ
ピンクヘアーのキキ。大きく印象が違いますね。
魔女の黒い服でない私服風キキ。髪はふたつに束ねています。
こちらも私服風のキキ。完成した映画版に近いルックスをしています。
そしてこれが……スク水キキ!一部の人にはたまらない!?
いかがでしたでしょうか?宮崎監督が描いたものではありませんが、ジブリスタッフの方々が描いたものですから十分に魅力があると思います。ひとつの映画が完成するにあたって、どのような試行錯誤がなされているのかを知る上でも貴重なイラストですよね。
これらの画像は『The art of Kiki’s delivery service』というアートに特化した設定資料集に収録されていますので、興味のある方は是非お読みになってはいかがでしょうか?
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