2016-08-06

解説:『もののけ姫』のジコ坊とは何者なのか?


『もののけ姫』において、裏で色々と立ちまわり暗躍していたジコ坊。

彼は何者なのか?誰の命を受けて動いていたのか?作品を見ていてもよくわからなかった方もいるのではないでしょうか?今回は、このジコ坊という存在について解説されている部分をご紹介したいと思います。

2016-08-05

宮崎監督が語った『もののけ姫』サンとアシタカのその後


もののけ姫のラスト、「やはり人間を許せない。共には暮らせない。」と話すサン、「それでも良い、それぞれの場所で生きよう。会いに行く。」と応えるアシタカ。


そして物語は一匹のコダマを写し、幕を閉じます。…その後、サンとアシタカはどうなったのでしょう?気になった方も多いと思います。しかし、そこに明確な答えを求めてしまうのは「無粋」というもの、一人ひとりがその後を想像すること、それもまた作品の楽しみ方のはず…と、言いたいところですが、 宮崎監督、少しだけ答えています。今回は、そちらをご紹介します。

2016-08-01

世界の不思議と奇妙が満載!エスティマのスペシャルサイトが好奇心をくすぐる!


私たちは『世界の不思議』『謎』といったフレーズにどうにも惹かれてしまうところがあります。UFO、伝説の生物、未知の物質、預言者、オーパーツ…たとえ嘘だと分かっていても、それを楽しむ節がある。

今回は、そんな『世界の不思議』や『謎』を軽妙で分かりやすく解説したサイトをご紹介します。とはいえ、そのサイト、もしかしたら数年後にはなくなっているかもしれません。なぜなら、あのトヨタ自動車のエスティマのための特別サイトなのですから…見るなら今のうち!

◆追記:やはりこのページ、なくなってしまいました…。しかし、幾つかの要素はこのブログに書くことで残しておりますので、そちらをお楽しみください!

2016-07-30

爽やかで暖かなファンタジーの世界。ジブリの世界を彷彿とさせるGIFアニメーション!


なんとなくジブリ作品の世界も彷彿とさせる、素晴らしいファンタジー空間をGIFアニメーションとして描いている作品をご紹介します。GIFアニメーションならではの、動画と画像の中間を行くような独特の空気が魅力です!


2016-07-29

絵コンテから見える『もののけ姫』とハンセン病の関係


『もののけ姫』のタタラ場にいる包帯を巻いた病の人々、彼らの患っている病がハンセン病を思わせるという説は長らく語られている話です。


作中では彼らの病が何なのか明かされておりませんが、宮崎監督は『もののけ姫』に登場した病者の人々はハンセン病であると明言しております。以下、東京新聞の記事からの引用です。

全生園の近くに住み、たびたび園や隣接する国立ハンセン病資料館に足を運んできた宮崎さん。

(中略)

初めて訪れたのは二十数年前、代表作「もののけ姫」(一九九七年公開)の構想中に行き詰まり、ノートを手に歩き回るうちにたどり着いた。入所者が植えた桜の巨木の生々しさに圧倒されて、その日は帰宅。後日あらためて資料館を訪問すると、療養所内で使われていた専用通貨などの展示品に衝撃を受けた。
 以来通う度に「おろそかに生きてはいけない。作品をどう作るか正面からきちんとやらなければ」と痛感したという。「無難にせず、『業病(ごうびょう)』と言われたものを患いながらも、ちゃんと生きた人をきちんと描かなくては」と決意し、ハンセン病患者を思わせる人たちを「もののけ姫」に描き込んだ。
 主人公の少年アシタカが受けたのろいのあざもハンセン病から着想を得たと明かし、「あざはコントロールできない力とむしばんでいくもの、両方を持つ。そういう不合理な運命を主人公に与えた。それはハンセン病と同じ」と言及。「反応が怖く覚悟が必要だったが、(元患者の)みなさんが喜んでくれて肩の荷が下りた」と語った。

実は絵コンテを読むと、このタタラ場に住むハンセン病の方々について、さらに詳しいことが分かるのです。今回は、その絵コンテの該当部分をご紹介します。