2022-01-15

『紅の豚』の原作が収録されている『飛行艇時代』は映画版を深く理解するためのマニアック過ぎる豆知識・裏設定が満載で素晴らしい!


スタジオジブリの映画作品『紅の豚』には原作が存在しており、それは書籍『飛行艇時代』と『宮崎駿の雑想ノート』に収録されています。雑想ノートは宮崎監督の趣味全開、ギッチギチの密度で展開されるマニアックな戦記マンガ集で素晴らしいのですが、『紅の豚』を深く知りたいのならば断然『飛行艇時代』がオススメです。




ですので今回は、『飛行艇時代』の魅力を『紅の豚』の豆知識・裏設定とともにご紹介します。

まずこの書籍のメインコンテンツとなるのは『紅の豚』原作となる「飛行艇時代」なのですが、なんとこの作品は20ページにも満たない作品であり、すぐ終わってしまいます。しかし、一コマの密度が半端ないため、それを感じさせない出来となっています。

「飛行艇時代」の1ページ。密度が濃いです。

2022-01-08

スパイダーマンの映像作品における変化・進化の歴史を辿った動画!


日本で一番人気のアメコミヒーローといえば、おそらくスパイダーマンなのではないでしょうか?近年はアベンジャーズの面々も追い上げては来ているものの、やはりまだスパイダーマンがトップのようです。(あとはデッドプールが瞬間風速的に人気だった印象です。ちなみに個人的にはDCヒーローにももっと頑張って欲しいのですが…)

そんなスパイダーマンの映像作品における変化・進化の歴史、1967年から2021年の作品までを辿った動画がありましたので、ご紹介します。

※この動画はノー・ウェイ・ホームのネタバレを含んでおりますので、まだ観ていない方はご注意ください!



スタジオジブリのツイッター公式アカウントによる『千と千尋の神隠し』の裏話&裏設定


日本テレビ系列では、定期的にスタジオジブリの作品が放映されます。そしてそれに合わせてスタジオジブリの公式ツイッターアカウントも色々な裏話などをツイートしています。今回は、その公式アカウントが『千と千尋の神隠し』が放送されたことに合わせてQ&A形式で裏話や裏設定をツイートしておりましたので、ツイッターをやっていない方も楽しめますように、個人的に「これは面白い」と思ったツイートを当ブログでご紹介致します。







久石譲さんの公式YouTubeチャンネルはジブリ作品の名曲が大量に聴ける!


言わずとしれた作曲家、久石譲さん。ほとんどのジブリ作品の音楽も手掛けていらっしゃる方です。

そんな久石さんの公式YouTubeチャンネルには、なんとかなりの数のジブリ作品の曲がアップされており、無料で聴けることが信じられない数々の名曲が久石さんの演奏で楽しめるようになっています。

動画の中では久石さんが登場しているものもあり、かなりお得な状態となっていますので、今回はそのジブリ曲をご紹介致します。



Fantasia(風の谷のナウシカ「風の谷のナウシカ ~オープニング~」)




Innocent(天空の城ラピュタ「君をのせて」)




My Neighbour TOTORO(となりのトトロ)




2022-01-07

名曲が歌詞付きになって驚くほど感動的に!『となりのトトロ』のイメージアルバムは映画本編で使われていないのが惜しすぎる曲が満載である!


スタジオジブリの作品には、ほとんどの場合において「サウンドトラック」と「イメージアルバム」の2つの音楽アルバムが存在しています。そしてこの2つのアルバムの違いは非常に面白く、特にイメージアルバムは作品を理解する上で非常に役に立つ音楽集になっていることが多々あるのです。

「サウンドトラック」と「イメージアルバム」はどう違うのか?まずサウンドトラックは、ご存知の通り映画などの媒体で使用された音声や曲を収録したものです。対してイメージアルバムは、映画の制作段階でその作品の世界観からイメージして作られた楽曲集のことを指します。ですから、映画本編で使用される劇中音楽とはやや異なっている曲、全く使用されなかった曲も数多く存在します。

そしてこのサウンドトラックとイメージアルバムの違いがとても面白く、またイメージアルバムには「映画本編では使用されなかった曲」として切り捨てるのはあまりにも惜しい、むしろ作品を理解する上で非常に重要な意味を持っている曲が多々あるのです。

そんなジブリ作品のイメージアルバムの中でも、非常に特別な重要性を持っているのが『となりのトトロ』のイメージアルバムです。(表記は「イメージ・ソング集」になっています)

このアルバム、基本的には映画本編で使われた曲が収録されているのですが、サウンドトラックと大きく異なる点があります。それは、なんとほぼ全曲が歌詞の付いた歌になっている点です。

収録曲の作曲はもちろん久石譲さん、ほとんどの作詞は中川李枝子さんで、一部は宮崎駿監督、W.シティ制作部(すみません、どういう方々なのか存じ上げておりません)の手によるもの、歌っている方は複数いて、半分ほどは「さんぽ」と主題歌「となりのトトロ」を歌っている井上あずみさん、他には久石譲さん、森公美子さん、北原拓さん、杉並児童合唱団が名を連ねています。そのため、すべての歌がトトロ本編で使用されていてもおかしくなかった名曲になっているのです。

そこで今回は、音はもちろん載せられませんので、4つの歌の歌詞を、全文載せてしまうと流石に怒られてしまいそうなので、一部抜粋してご紹介します。