たくさんのご質問、ありがとうございました。
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Q:『千と千尋の神隠し』には幻のその後の物語があり、一部映画館でのみ上映されたという噂がありますが本当ですか?それともただの都市伝説でしょうか。
A:都市伝説です。
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宮﨑さん「最初は千尋の家から始める予定だったんだよ。千尋の部屋が妖怪の通り道になっていて、お母さんと一緒に湯屋へいくって話。でもまどろっこしいからやめたんだよね。なのでそういう噂が流れているんだったら、面白いね!」
Q:どういう理由で『千と千尋の神隠し』というタイトルに決まったんですか?
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また他にタイトル候補はありましたか?
A:1999年11月2日に脱稿した企画書の段階では「千の神隠し」でした。ある段階で、この映画は千尋の話だからと「千と千尋の神隠し」というタイトルになりました。
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Q:おしら様はなぜ上の階までついてきたのですか?
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A:千尋に興味をもって一緒にエレベーターに乗りましたが、湯婆婆の部屋が意にそわなかったようで、すぐに降りてしまったようです(ちゃんと絵コンテに書いてあります)。
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Q:一番難しかったアフレコのシーンはどこですか?
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A:釜爺演じる菅原文太さんは、ゆっくりたっぷり話されるので、尺に収めて頂くのが大変でした。柊瑠美さんは「一本ね。一本じゃ花束って言えないわ」の「一本ね」に苦労していました。そして、入野さんが何度も挑戦したのが「ニギハヤミコハクヌシ」です! pic.twitter.com/SHzOEY7pTy
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カオナシのアフレコは爆笑の連続。
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「もっと悲しい『あっ』を下さい」
「あっ…」
「もっと悲しい『あっ』を」
「あっ……」
Q:作画に一番時間がかかった場面はどこですか?
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A:キャラクターが多ければ、時間がかかりますし、このカットに時間がかかっていたとは一概に言えません。一番かは不明ですが、千尋の細かい仕草を宮﨑さんは直すことが多く、特に千尋が銭婆からヘアゴムをもらって髪の毛をゆわくシーンは懸命に直していたそうです。
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Q:釜爺は銭婆のことを恐ろしいと言っていますが、劇中では優しいおばあさんです。釜爺はなぜ銭婆のことを恐ろしいと言ったのでしょうか?
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A:優しく見える人が、怒ると一番怖いのです。
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Q:電車についての質問です。
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昔は行きと戻りがあったのに、行きっぱなしになってしまったのには理由があるのでしょうか? 何か設定があれば教えて頂きたいです。
A:作画打ち合わせの時、宮﨑さんは「湯屋の従業員はみんなお金を貯めて橋の向こうの町に店を出すのが夢なんです。レジャーには行くのかな?でも、電車に乗ったら二度と帰ってこれなくなるしなぁ」と発言しています。
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Q:ハクの本名の「ニギハヤミコハクヌシ」は、漢字でどう書くのでしょうか?「琥珀川」なのか「小白川」なのか、気になっています。
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「ニギハヤミ」の意味があったら知りたいです!
A:設定上はカタカナ表記ですが、「ニギハヤミ」という名前は、飛鳥時代に蘇我氏と争って破れた物部氏の祖先といわれる饒速日命(ニギハヤビノミコト)や、川の神で龍の化身でもある速秋津彦(ハヤアキツヒコ)など複数の神を合成したものだそうです。
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Q:千尋が不思議の街に迷い込み、湯屋で働き、トンネルを出るというのは何日くらいの出来事だったのでしょうか?
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A:鈴木さんは、三日説を唱えています。
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お父さんとお母さんが、何事もなかったように車に乗り込む時、車の中は埃だらけになっていますので、トンネルのあちらとこちらでは、時間の経過が違うのかもしれませんね。
Q:トンネルが行きと帰りで違うのはどうしてですか?
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A:美術スタッフの吉田昇さんに聞いてみたところ、「時間の経過によるためです」と答えてくれました。と……いうことは「三日説」は崩れる……?
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おはようございます。 pic.twitter.com/Q0s88vq7wY
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スタッフ「宮﨑さん、これから『千と千尋』テレビでやります」
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宮﨑さん「え? なんでいまやるの? いいよいいよ。あ、すごい月だ」 pic.twitter.com/0FZDYnsazm