2016-11-18

『猫の恩返し』は『耳をすませば』の雫が書いた物語である!


『猫の恩返し』には『耳をすませば』のバロンが出てくるところから、この2つの物語はつながっているということが分かります。

とはいえ、どう繋がっているのか?それは作中の描写からは分かりません。今回は、書籍『ロマンアルバム 猫の恩返し』に収録されている、原作者の柊あおいさんのインタビューより、『猫の恩返し』と『耳をすませば』の素敵なつながりをご紹介します。

2016-11-12

ポルコの飛行艇と同じように女性スタッフが中心となって作った『紅の豚』


『紅の豚』では、ポルコの飛行艇サボイアS.21を修理・改良したのはピッコロ社の一族、それも全員女性でした。

実はこれには『紅の豚』の制作体制が大きな影響を与えていたのです。今回は、その『紅の豚』当時のジブリの状況と制作スタッフについてご紹介します。

2016-11-11

『紅の豚』は飛行機の中だけで上映される予定だった!


『紅の豚』はご存知の通り、映画館で上映された長編アニメ映画です。

ですが、実は当初は15分ほどの短編映画、それも日本航空(JAL)の機内でしか見られない作品として作られていたのです。今回は、その詳細をご紹介します。

『紅の豚』 ポルコの語った『飛行機の墓場』の話には元ネタがあった。


『紅の豚』、終盤に差し掛かったところで、カーチスと再戦することになったポルコ。その日の夜、眠れぬフィオに聞かせた戦争中の話、それは、まだ人間だった頃のポルコことマルコ・パゴット大尉が見た、夢とも現実とも付かない場所『飛行機の墓場』の話だった。

一人生き残り、敵も味方もなく高い空の向こうへと戦闘機が運ばれていくさまを、ただ見ていることしかできなかったマルコ・パゴット。

実はこのエピソードには元ネタがあります。今回は、その元ネタであるロアルド・ダールの短編『彼らは年をとらない』を、書籍『宮崎駿全書』から引用してご紹介します。

『紅の豚』がさらに面白く見られる!ジーナ役、加藤登紀子さんの雑学&豆知識ツイート


『紅の豚』に雑学&豆知識。今回は、ジーナの声優を務められた加藤登紀子さんのツイートから、とても興味深い『紅の豚』について語った部分をご紹介します。これを読むことで、より『紅の豚』という作品についての理解が深まると思います。