2017/10/16

『となりのトトロ』トトロのくしゃみはどれくらいの威力だったのかを検証した動画!


『となりのトトロ』で、メイと大トトロが初めて出会ったシーンにて…

鼻をかきかき…

はっくしゅん!!!

吹き飛ばされるメイ。メイは楽しそうでしたが、この時のくしゃみ、実際はどれくらいの風速がかかっていたのか?それを物理エンジンで検証した動画をご紹介します。


2017/10/11

『天空の城ラピュタ』準備稿にある幻の展開② シータはひとりでバルスを唱える!


※今回のネタは『天空の城ラピュタ』準備稿にある幻の展開① シータの呪文がラピュタへの道を開く!から御覧頂いたほうが分かりやすいと思います。

①からの続きです。シータが呪文を唱えたことによってラピュタへの道は開かれるも、パズーとシャルルを乗せたフラップターは強風に煽られ、タイガーモスとはぐれてしまいます。そしてパズーとシャルルはどうなったかと言うと…

灰色の霧の急流の中でふりまわされているパズーとシャルル。
突然、二人のまわり明るくなり、フラップター雲の外へとび出る。
キリキリ舞いから体勢を整えるフラップター。
が、はばたきが不規則になっている。
パズー「……!?」
二人の眼下、雲からみどりの森が姿を現す。
シャルル「島だ!降りるぞ」

二人でラピュタに到達するのです。シータとパズーではなく、シャルルとパズーです。そして喜びのあまり抱き合う…なんて展開はもちろんなく、ふたりはラピュタに到達した感慨もないままフラップターの修理を開始してしまいます。念願の到着なのにあっさり。

一方、ドーラとシータの居るタイガーモスはゴリアテに捕まってしまい、ドーラたちは縛られ、シータはムスカと行動を共にします。ここからパズーとシャルルはシータたちを救出するため、しばらく二人で行動を取るのです。完成した映画ではシータとパズーであった部分が当初はパズーとシャルルであった、意外な違いです。

そしてパズーとシャルルはラピュタ内を散策していく中で驚くべきものを発見します。映画版では描かれていないショッキングなシーンです。

寝室
埃をかぶった立派な家具。入って来る二人。
パズー、隣りの部屋をのぞく。
パズー「!!」
ベッドのかたわらに立つ幽鬼のような人影。
息をのむパズー。が、人影は動かない。そっと歩み寄る。ロボットである。ボロボロの服をつけ、手にひからびた薬びんのような容器類をのせたトレーを持っている。故障したのか……。ベッドをのぞきハッとなるパズー。髪の毛の残した小さな白骨が寝ている。ベッドの足元にも大人の白骨死体が横たわっている。

映画版にはなかったもの、それはかつてラピュタに住んでいた人々の遺体の描写でした。パズーとシャルルはこの後も軍隊に追われながら無数の白骨を目にすることになります。映画版では過激な描写と判断されたのか遺体は一つも出てきませんが、当初はかつてラピュタの栄華を享受した人々の亡骸がたくさん描かれる予定だったようです。

ここからしばらくの展開は映画版とさほどの違いはありません。シータは強制的にムスカと行動を共にさせられ、ムスカが自分もラピュタの末裔であることを明かし、将軍及び軍隊を抹殺します。一方パズーとシャルルはドーラたちに出会い、彼らの縄を解きます。ムスカに捕まったシータを捜すパズー、それを拒むムスカ、クライマックスが近づきますが、大きな違いは再びここから訪れます。

映画版と同じく、やっとの思いでパズーとシータは出会ったものの、ラピュタの外壁下部の半球体でロボット兵たちに追われ、再び離れ離れにされてしまいます。そしてついにシータだけ抱きかかえられ、パズーは半球体の下へ落下していってしまいます。パズーが死んでしまったと思い泣き叫ぶシータ。そして物語は意外なラストを迎えます。

外壁・バルコン
やれやれとピストルをもどすムスカ。
ロボット兵がシータを抱いて着地。ソッと小さな女王をおろして飛びたつ。
ムスカ、皮肉っぽい顔で泣きぬれているシータを眺めている。
ムスカ「ショーの幕切れとしては仲々の見ものだったよ。」
涙にぬれた顔をキッとあげるシータ。ワナワナとふるえる唇。蒼白な異様な顔。
ムスカ「どうしたね。もっと泣いていてかまわんよ」
シータ、自分の胸に飛行石をあてる。
シータ「やっと判ったわ。もっと早くこうするべきだったって……」
ムスカ「……!?」
シータ「ラピュタが亡びる時、王様も亡びるべきだったのよ。決して使ってはいけない言葉こそ、本当は使わなければいけない言葉だったんだわ」
ムスカ「ナッ、なにっ」
シータの凛とした声がひびく
シータ「バルス(とじよ)」

なんとシータ、一人でバルスを唱えるのです。

ここでのシータの行動は映画版に比べ、より能動的で力強い女性として描かれている、といえるでしょう。その後、映画と同じようにラピュタは崩壊していきます。

目が潰れたムスカ。かろうじて木の根に掴まっていて生存していたパズー。パズーは死に物狂いで木の根からブロックへと飛び移りを繰り返し、シータの元へたどり着きます。そしてシータとパズーはフラップターに乗ってラピュタを脱出。同じく逃げていたドーラ一家と再会。ドーラから宝石を貰った後、お互いの帰路に向かい物語は終わるのです。

以上のように、準備稿の特徴としては、シータとパズーがラピュタで一緒にいる時間がほぼない、その分シータがより独立した力強さを持っている、といえるでしょうか。なぜ映画版ではこのシーンは変更になったのか?推測してみると面白いと思います。

割愛せざるを得ませんでしたが、他にも興味深い細かな違いが準備稿にはたくさん含まれておりますので、興味のある方は『スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉』を読んでみてはいかがでしょうか?

スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉 (ジブリTHE ARTシリーズ)
スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉 (ジブリTHE ARTシリーズ)

Amazonで詳しく見る
もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-
もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-木原 浩勝

Amazonで詳しく見る


【こちらも併せてどうぞ】
『天空の城ラピュタ』準備稿にある幻の展開① シータの呪文がラピュタへの道を開く!

雲研究者が見る『天空の城ラピュタ』竜の巣!

幻のラピュタ味!?『天空の城ラピュタ』タイアップ商品「ライトフルーツソーダ」のCM



『天空の城ラピュタ』準備稿にある幻の展開① シータの呪文がラピュタへの道を開く!


基本的には、絵コンテを描きながらストーリー展開を決めていくという制作スタイルを取る宮崎駿さんですが、『天空の城ラピュタ』には準備稿が存在しており、それは書籍『スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉』で読むことができます。

この準備稿、準備稿であるがゆえ、完成した作品とは全く違う展開も見られ、その違いが非常に面白いのです。今回はそちらをご紹介します。

まず、序盤から中盤まではほぼ話の展開は同じなのですが、話が大きく異なってくるのはシータをテディス城から救出したあと、タイガーモスにて竜の巣(準備稿ではこのネーミングはありません)を見つけるシーンからです。以下、その部分を引用します。


2017/10/08

豪華スタッフが制作!Perfumeも参加しているショートアニメ『Fastening Days』第3弾!


以前ご紹介したYKKのオリジナルアニメ、【少年少女ヒーローがファスナーで繋ぐ!海外で大人気のポップな国産ショートアニメ『FASTENING DAYS』】の第三弾が公開されておりましたので、ご紹介します。

以下、あらすじとなっております。
近未来の街を舞台に主人公のヨージ、ケイ、ケリーがファスナーを使って街の危機を救い、改めて周囲とのつながりを感じていく、3週連続で公開されるハラハラドキドキのストーリー。

ヨージ、ケイ、ケリーとクマ型ロボットのオスカーは、街の人たちを守る小さなヒーロー。今日はヨージの誕生日。なのにどこか浮かない顔のヨージ。それを知ってか知らずか、何やら企てている様子のケイ、ケリーと育ての母、アンナ。そんな時、街の上空に現れたのは、操縦不能に陥った観光遊覧飛行船!!シリーズ最大の困難に立ち向かう小さなヒーローたち。そして、ヨージの誕生日は?進化したFASTENING Machineも登場!彼らは街の未来をつなげられるのか?

今回は3回に分けて公開されています。





2017/10/04

圧巻!マインクラフトで再現された『天空の城ラピュタ』が感動するほどのクオリティ!


大人から子供まで大人気のマインクラフト。そんなマインクラフトで『天空の城ラピュタ』の世界を再現しているという凄い動画がありましたのでご紹介します。「ラピュタ城を再現」ではありません、「ラピュタの世界」を再現しているのです。詳しくは動画をぜひご覧ください。必見です!

まずは動画の前半がこちら。




◆関連コンテンツ