今回は、映画『風の谷のナウシカ』の何気ないシーンだけど、ちゃんと意味がある小道具!を絵コンテからご紹介します。
それは序盤にあります。ナウシカが真っ赤な目で怒り狂う王蟲を鎮めた後の場面、
ユパが向かう風の谷への道のりで、ほんのちょっとだけ出てくる謎の塔があるのですが、
この塔が「蟲よけの塔」であることが分かるのです。どうやらこれは奇妙な音を立てて蟲を追い払うという仕組みのようです。
次は、王蟲を鎮めたくれたのがナウシカだとわかるユパとの再会シーンの後、
ユパが風の谷へ向かう途中で通り過ぎる謎の構造物。
これを絵コンテで見てみると…
これが「砂のけの棚」であることが分かるのです。さらに絵コンテではこの砂のけの棚に関して「石の塔とその間にわたされた布ばりのウイング 風が集められ砂を吹き上げている」と詳しく装置の仕組みが書かれています。
このように絵コンテを見ると、何気ないシーンにも意味があることがわかりますので、興味のある方は読んでみてください!
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