ジブリ美術館にてある一定の期間上映されている、井上直久さんの『イバラード』の世界を短編アニメ化した作品『星をかった日』。
原作:井上直久「イバラード」より
脚本・監督:宮崎 駿
ノナ少年はいつの間にか誰もいない砂漠をひとりで歩いていました。ノナは、そこでふしぎな女性ニーニャと出会い、彼女の農園の小屋で暮らし始めます。そんなある日、ノナは野菜とひきかえに星の種を手に入れて育てることにします。
脚本・監督:宮崎 駿
ノナ少年はいつの間にか誰もいない砂漠をひとりで歩いていました。ノナは、そこでふしぎな女性ニーニャと出会い、彼女の農園の小屋で暮らし始めます。そんなある日、ノナは野菜とひきかえに星の種を手に入れて育てることにします。
この短編アニメが『ハウルの動く城』のハウルの少年時代の物語である、という一見疑わしい話があるのですが、これが事実なのです。以下、井上直久さんのツイート。
@akipcs こちらこそ、ありがとうございます。鈴木さんが言ったという、ニーニャとノナ君が後の荒れ地の魔女とハウルだという説、私は宮崎駿さんから直接聞きました。あの魔女とはあんまりだ、せめてサリマン先生にしてくれと(笑)言ったんですが、イヤそうなんですとゆずられませんでした。
— Naohisa INOUE 井上直久 (@iblard_INOUE) 2013, 10月 11
イバラード自体は井上さんの生み出した世界ですので、元々ハウルとの関連性はありません。つまり、宮崎監督がイバラードの世界観に「ハウルの子供時代の物語」という独自の裏設定を加え、アレンジを加えたのが『星をかった日』のようです。
井上さんのツイートにある「鈴木さんが言った」という発言とは、ジブリまみれさんのサイトによると、ニコ生での発言だそうです。(当該発言はこちらの54分30秒頃から 押井守ブロマガ開始記念! 世界の半分を怒らせる生放送 押井守×鈴木敏夫×川上量生)
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