ジブリの絵コンテから分かること。今回は『もののけ姫』の絵コンテ集から分かる雑学をご紹介します。
物語は中盤、
シシ神の森で、コダマたちが群れをなしてカラカラと音を立てながら、
何かを見つめている。その先には…
シシ神の夜の姿、ディダラボッチが!
ディダラボッチが住処に戻るその時…
強風が森とコダマたちに吹きすさぶ!
実はコダマたちはこの強風が好きらしいです。
タタラ場へ現れたサン、エボシに襲いかかるが、戦いに割って入ったアシタカ。サンを連れてタタラ場を去ろうとするアシタカだったが、石火矢で撃たれてしまい、瀕死の重傷を負う。そしてシシ神の森で倒れたアシタカを、サンが介抱しようとするシーンにて。
干し肉を食べさせようとするサンだったが…
アシタカは弱っている上に、干し肉はなんと
ビーフジャーキーの三倍の硬さ!これは噛めない!
後半、エボシたちと森の神々の戦いの中で、重傷を負いシシ神の森へ向かって敗走して行くモロ、乙事主、サンたちのシーン。
そんなサンたちに向かって「生き物でも人間でもないものを連れてきた」と責め立てる猩々。
その異様な“何か”(その正体はイノシシの皮をかぶったジバシリ)を恐れ、
逃げていく小動物たち。
その中にはヒネネズミ、ナメムジナ、ミノノハシの姿が!
聞いたこともない動物だと思った方、そうです、これらは宮崎監督が創作した動物で、実際には存在しない架空の動物たちなのです。
大群をなしているのがヒネネズミ
赤丸で囲ったのがミノノハシ
赤丸で囲ったのがナメムジナ
(手前の縞模様の動物も気になりますが…)
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