ジブリの絵コンテから分かること。今回は『天空の城ラピュタ』から。
物語は終盤もクライマックス直前。
ムスカから飛行石を取り返したシータは、パズーに何とかそれを渡すも、自身は玉座の間で追い詰められてしまう。しかし、シータは気丈にもムスカに抗ってみせる。
シータ「ラピュタがなぜ亡びたのか、私よく分かる…。ゴンドアの谷の歌にあるもの。『土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春をうたおう……』どんなに恐ろしい武器を持っても、たくさんのかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」
即座に発砲するムスカ。シータのおさげを撃ち落とす。ムスカ「ラピュタは亡びぬ。何度でも甦るさ!ラピュタの力こそ、人類の夢だからだ!!」
もう片方のおさげも撃ち落とすムスカ。ムスカ「次は耳だ。ひざまずけ!命ごいをしろ!小僧から石をとりもどせ!」