2016/04/08

映画版にはない魅力がいっぱい!小説版『となりのトトロ』


ジブリが好きな方にも、そうでない方にも『となりのトトロ』は大人気ですよね。誰もが認める名作です。ジブリ作品で一番観たことがある方が多い作品でしょう。しかし、小説版はどうでしょうか?皆さん読んだことがありますでしょうか?今回は、そんな小説版『となりのトトロ』の内容を、主に映画版との違いを中心にご紹介したいと思います。

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基本的に、小説版『となりのトトロ』は映画版とほぼ同じストーリーになっています。しかし、映画という映像作品では説明することのできないディテール(サツキの心情など)が描かれていたり、映画にはないシーン(カンタとの交流など)や、映画にはあったが小説にはないシーン(トトロとメイが最初に出会う場面がサツキ視点で描かれているため、そのシーンの描写がない等)など、小説ならではの特徴が存在しており、これが大きな見どころなのです。

以下、映画版と小説版の違いと面白い情報を私なりに羅列してみます。(ここに挙げているのはあくまで小説版の設定であり、映画版の設定はこれと同じでない可能性がありますので、その点はご注意ください。)

▼映画には出てこない人物が登場する。(サツキとメイのお父さんの考古学仲間、藤山さんなど)

▼サツキとカンタは小学四年生。(映画版の設定は後に六年生に変更されたそうですが、ロマンアルバムでは四年生だったりと、イマイチはっきりしていません。)

▼お母さんの病気が「結核」であると明確に書かれている。(映画では「肺病」という設定で、具体的な病名までは明かされていません。)また、七国山病院は結核療養所として有名であるとの記述もある。

▼小説用に書き下ろされたと思われる宮崎監督の絵が挿絵として載っている。


▼お母さんの旧姓が「寺島」であることが明かされている。


▼草壁一家は松之郷(映画版では松郷)に引っ越すまで、母親の実家である寺島家に住んでいた。

草壁一家の住む家は、もともとは結核患者の病人用の別荘であり、そこに住む奥様が肺結核であった。また、カンタの婆ちゃんはそこで女中として働いていたという過去を持つ。(映画版でもほぼ同じ設定です。参照: 『となりのトトロ』裏設定 サツキとメイの家は、かつて病人が死んだ家だった。


▼サツキは国語が得意、算数は苦手。

▼大トトロからは「今まで一度も感じたことのない、ちょっと気持ちのよい匂い」「鼻にツンとくる枯れ草のような、いや枯れ草よりは重くてかたいにおい。わらたばやヨモギ、ドクダミやハッカ。あまいクローバーやにがいヒメジオン。そんなものがごちゃまぜになったような不思議ないたいにおい」がするらしい。

▼カンタには六歳の弟の茂太(しげた)がいる。

▼映画版には全く存在しない、お母さんの実家(東京にある寺島家)に出かけるシーンがある。

▼サツキとメイの留守中に、トトロに貰った木の実から生えた芽を世話してあげるカンタの優しさ。


▼迷子になったメイを発見する経緯が映画版と異なっている。


いかがでしょうか?以上のように、小説版も読んでみる価値はあると思います。参考にして頂ければ幸いです。興味を持たれた方は、是非とも手に取ってみてください!

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