『猫の恩返し』は柊あおいさんが原作を作り、それをさらに映画用に変化させているそうです。そのため、柊あおいさんが描いた初期設定資料が存在します。今回は、書籍『ロマンアルバム 猫の恩返し』より、柊あおいさんが描いた資料を完成した映画版の姿と比較してご紹介します。
主人公の吉岡ハル。
「基本的には変わらない」と書いてありますが、
絵のタッチは少女マンガ風で結構違うように思います。
完成した映画版のハル
見比べてみるとやはりちょっと違うように思います。
猫ハル
映画版
友人のひろみ
映画版
猫王とユキ。ユキはさほど変わりがありませんが、
猫王はちょっと邪悪な感じが漂っています。
映画版の猫王
こちらは猫の国。原作の設定では球状の世界であり、
中心にある「猫目石」がこの世界を形成する力の源となっていたそうです。
なんだかこちらの設定も面白そうですね。
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