2016/12/18

米林監督の最新作『メアリと魔女の花』制作について、宮崎・高畑監督の感想は…?


『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の監督を務めた米林宏昌さんの最新作『メアリと魔女の花』の制作が発表されました。


公式サイト: http://www.maryflower.jp/


スタジオポノック制作である本作は、スタッフの8割がジブリ作品に関わった経験のある人材だそうですので、これはもう実質ジブリの最新作と考えても良さそう(?)です。とはいえ、この作品はスタジオジブリ制作ではありません。宮崎監督たちはどう思っているのでしょう?今回は、そちらをご紹介します。

シネマトゥデイの記事によると、このように仰っていたそうです。

長編アニメ制作を決意した2人(※米林監督とプロデューサーの西村義明さん)は宮崎駿に報告するために彼のアトリエを訪れたという。最初はコーヒーを淹れて好意的に迎えてくれた宮崎だったが、長編をやると聞くやいなや顔色がパッと変わり、「だったらこんなところに来るな。覚悟を持ってやれ」と追い返されたという。とは言いながらも、後日、宮崎は「頑張ってつくる」という米林監督の決意を聞いて「うれしい」と語っていたそうで、「逆にプレッシャーに感じました。宮崎さんにうれしいと思ってもらえる作品をつくらないと」と米林監督は気合いを入れ直す。

一方、高畑監督は…

さらに高畑勲には新スタジオ設立については話をしなかったものの、別件で喫茶店に打ち合わせをしているときに「どんな企画か教えてください」と言われたという。「これは本当に怖い言葉で」と笑う西村は「高畑さんの嫌いなファンタジー作品ですから。でも企画の骨子を説明したら、『面白いな。その映画の話を聞く限り、僕と宮さんが『NEMO ニモ』(1989)という映画でやろうとして実現できなかったことを君たちがやろうとしている』とおっしゃったんですよね」と明かす。


宮崎・高畑の両監督ともに好意的な反応を見せていたようで、一安心です。しかし、この短いやり取りの中にも、最初は厳しくしながらも本音で「嬉しい」と語る宮崎監督、最初から警戒される高畑監督と、二人の性格が現れているようで面白いですね。

『メアリと魔女の花』に関して、「『マーニー』は動と静で言えば“静”の作品。“動”の作品を作りたいと思った」と明かした米林さん。アクション満載な作品になるのでしょうか?2017年夏公開予定の本作、楽しみですね!

エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ
エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ舘野 仁美,平林 享子

Amazonで詳しく見る
もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-
もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-木原 浩勝

Amazonで詳しく見る


【こちらも併せてどうぞ】
辛辣だけど面白い!宮崎駿さんが語る「『借りぐらしのアリエッティ』はなぜ日本が舞台なのか?」

山田康雄さんの態度を180度変えてみせた『カリオストロの城』

『レッドタートル』を理解するために。助けになる監督&高畑勲の言葉



0 件のコメント:

コメントを投稿

◆関連コンテンツ