2017/10/03

雲研究者が見る『天空の城ラピュタ』竜の巣!


『天空の城ラピュタ』に登場する「竜の巣」。強烈なインパクトを残しながらも、私たちは何となく「ものすごく巨大な雲なんだろうな」程度にしか理解していません。しかし、プロが見ると竜の巣の状態が詳細に分かるようです。

今回は、雲研究者の荒木健太郎さんのツイートより、「竜の巣」の構造をご紹介します。以下、そのツイートです。




『竜の巣』の正体、それは構造的には古典的または弱降水型の「スーパーセル」だそうです。スーパーセルは簡単に言ってしまえば「超巨大な積乱雲」のこと。ここは私達に何となくの理解で合っているようです。

ツイート中にあるメモを詳しく見ていきます。
赤で囲った部分にご注目。ドーラは作中「貿易風を捕まえれば…」と発言していますが、それは(おそらく)誤りで、正しくは偏西風だそうです。(偏西風は緯度がおおよそ35〜65度の地域で西から吹く恒常風。貿易風は緯度がおおよそ30度以下の地域で東から吹く恒常風)

次の画像はこちら。
「ビューフォート風力階級による風力10」とあります。つまり威力としては、「陸上では根こそぎ倒される木が出始める。人家に大きな被害が起こる」風が吹いているとのこと。「メソサイクロン」とは、直径数キロメートルの大きさを持つ低気圧性の回転のことで、スーパーセルの時に発生するそうです。

次は竜の巣の描写。
矢印はタイガーモスの航路を指しているそうで、ウインドシアとは要するに「局地的に風向きや風速が急激に変化する現象」だそうです。

こうしてみると、『竜の巣』のあの描写は科学的にも正しい描写であったようですね。

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