2018/03/09

偏屈?宮崎駿監督はゲームもネットも嫌い!


ジブリ作品はゲーム化されたことがありません。(二ノ国など、製作協力はあるのですが)実はナウシカはゲーム化されているのですが【参考:『風の谷のナウシカ』はかつてゲーム化していた!】、あれは厳密にはトップクラフトなのでまだジブリではなかったということができます。その点、宮崎監督や高畑監督はどう考えていらっしゃるのでしょうか?

今回は、書籍『ジブリの哲学』、鈴木プロデューサーの言葉より、宮崎監督のゲーム観、ネット観をご紹介します。

ゲーム・ワープロ・パソコン・インターネット・iモード、そしてDVDに対し、彼はどう対応したのか。個々に見ていくと、じつにおもしろい。
ゲーム。ファミコンの登場には、彼の対応はすばやかった。ひとことでかたづけました。「アニメの敵だ!」。だから、ジブリ作品は一度もゲームになっていません。
 ワープロとパソコン。このふたつの機器に対して、彼のとった態度は、独特のものがありました。ワープロはいいが、パソコンはだめだ。なぜか。事務文書はワープロが読みやすくていい、というのが彼の理屈。しかし、パソコンは、かちゃかちゃやっているだけで、仕事をしている気分に人をさせるからだめだ!理屈になっていませんが、じつは物の本質はとらえています。ゆえにジブリへのパソコンの導入には涙ぐましい努力がありました。

(中略)

インターネット。これは、本人をつかまえて説明をしたが論外。「くだらない」のひとことで 切り捨てました。仕方ないので、ジブリのHPは彼にないしょでスタートしました。iモード。説明をした途端、彼はリサーチをはじめました。五〇人のアニメーター全員に質問。「携帯、持ってる?」 「iモードって知ってる?」 しばらくすると、ぼくの部屋にやって来て、結果を教えてくれました。 あいつとこいつとこれ、彼らに将来性は無い。 最近の彼の悩みは、メール。現在、彼は、この10月から新作にとりかかっていますが、準備をはじめるに当たり、ふたたびリサーチをして、ぼくの部屋に来ました。 「鈴木さん、みんながメールをやっている。日本のアニメーションももう終わりだ!」 仕事以外に興味をもつ奴は、いいアニメーターになれないというのが、彼の考えなのです。

宮崎監督、めんどくさ!(笑)パソコンもネットもダメですか~。しかし、ジブリ作品はCGもふんだんに使用するようになったり、(毛虫のボロもCGを使用していますし)宮崎監督の考え方も今となっては変わっているかもしれません。あるいは、単にネットも食わず嫌いなだけかもしれませんね。ゲーム化も近い!?

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