2014-07-11

かつてトトロは日本にいっぱい居たが…トトロとネコバスの豆知識&裏設定!


今回は、書籍『ロマンアルバム・エクストラ となりのトトロ』や当時の劇場パンフレットから、トトロとネコバスの豆知識&裏設定をご紹介します。


トトロの豆知識


作中、大トトロはコマに乗って空を飛び回ります。(というよりは風になっている!)

ちなみに雨でもないのに傘を持っているのは、
傘を「なにかすてきな楽器だと思っている」からだそうです。
トトロの豆知識、裏設定

実はトトロはコマがなくても飛べるそうですが、わざわざコマを使うほどお気に入りなようです。(普段は毛の中にしまっているそうです。ちなみにこのコマには『ブンブン』という名前が付いています。)これに関して、宮崎監督はこう言っています。

2014-07-10

『となりのトトロ』豆知識:ミミンズクは本名ではない!年齢は1302才ではない!初期の設定ではサツキはいなかった!


『となりのトトロ』は、1970年代に絵本にするためにイメージボードが描かれ、その後映画化まで温められてきた作品なのだそうです。しかし、もちろん当時から映画版の設定がハッキリ固まっていたわけではないようで、当時のイメージボードを見ると映画版の設定とは異なっている部分がいくつか存在します。

今回は、映画化が決定する前、絵本用として構想されていた段階のトトロのイメージボードを一部抜粋し、そこから分かることをご紹介します。


サツキでもメイでもない女の子!?


まずはこの絵。メイとトトロが一緒にいて、カエルと歌っています。


ほのぼのとした良い絵ですね。と、言いたいところですが、実はこの女の子、どうもあの“メイ”ではないようです。

2014-07-08

ジブリ作品の脇役が主役の短編作品が公開中!?


なんと、2007~2008年にかけて『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『千と千尋の神隠し』に登場した名脇役たちのスピンアウト作品の製作が予定されていた!?詳細は以下をどうぞ。

地底のポムじいさん(60分)



伝説の少年がいた。その少年の名前は、ポムといった。ポムは、空を飛ぶことを夢見る少年であった。また、ポムは花を愛する詩人でもあった。

青年となったポムは、飛行機械をこしらえて大空へ羽ばたいていった。ポムが目指していたのは、伝説の空の城、ラピュタ。必ず自分の手で発見してみせる、そのように強く誓う青年であった。ポムは、空を飛び続けた。

ある日、ポムは悟った。人間は土と離れては生きて行けない。地に足をつけないで暮らしていくことは出来ないのだと、悟った。

そして、空ばかり飛んでいた過去の反動であるかのように、ポムは地底で生活するようになった。意外にも、地底の世界は空に負けない広さがあった。飛行石の声に耳を傾ける時、そこに無限の空間の拡がりを感じた。空の彼方へ思いを馳せるために、必ずしも空に上がる必要はなかったのだ…。

今日も、地底から空を見守っているポムじいさんの姿があった──。哲学的な世界観を感じさせてくれる逸品。

2014-07-06

ジブリ美術館で上映している『星をかった日』はハウルの少年時代の話!?


ジブリ美術館にてある一定の期間上映されている、井上直久さんの『イバラード』の世界を短編アニメ化した作品『星をかった日』。

原作:井上直久「イバラード」より
脚本・監督:宮崎 駿

ノナ少年はいつの間にか誰もいない砂漠をひとりで歩いていました。ノナは、そこでふしぎな女性ニーニャと出会い、彼女の農園の小屋で暮らし始めます。そんなある日、ノナは野菜とひきかえに星の種を手に入れて育てることにします。

この短編アニメが『ハウルの動く城』のハウルの少年時代の物語である、という一見疑わしい話があるのですが、これが事実なのです。以下、井上直久さんのツイート。

2014-07-04

『もののけ姫』製作裏話、死ぬはずだったエボシ


『もののけ姫』がブルーレイ化した際のトークイベントにて、鈴木敏夫プロデューサーが、エボシ御前が死んでいた可能性を話していましたので、そちらをご紹介します。