2018-06-22

『ジ・アート・オブ・ズートピア』から分かるズートピアのボツ設定


ディズニー作品の中でも非常に良くできた作品として『ズートピア』は評価されていますが、はじめから完璧な映画として企画されているわけではないようです。今回は、そんなズートピアの没になった設定を、書籍『ジ・アート・オブ・ズートピア』から分かる範囲でご紹介いたします。

2018-06-07

「『イノセンス』がなければ、『思い出のマーニー』の美術監督はやっていなかった」種田陽平氏の語る押井守監督の凄さ


今回は、『思い出のマーニー』で美術監督を務められた種田陽平さんが著書『ジブリの世界を創る』で、あの押井守監督の凄さを語っている部分をご紹介します。種田さんは押井監督の『イノセンス』に参加していらっしゃいます。それを踏まえてご覧ください。

2018-06-02

空間がねじ曲がる!テープを使ったインスタレーションがまるでトリックアート!


Darel Careyさんというアーティストが制作したインスタレーションをご紹介します。初めはなんだか分かりませんが、だんだんとまるでトリックアートのように空間を捻じ曲げていく様は壮観です。



2018-05-29

『火垂るの墓』の有名なネタ話「この時の作者の心境を答えよ」「締め切りに追われて必死だった」はデマなのか?


『火垂るの墓』の原作者である野坂昭如さんには、ネットで有名なエピソードがあります。あらすじはこのような感じです。

野坂昭如さんの娘さんの学校の授業で『火垂るの墓』が国語の問題に出題された。
問題に「この時の作者の心境を答えよ」というものがあったので、娘さんは家に帰ってから父に「その時どんな気持ちだったの?」と訪ねると、野坂さんは「締め切りに追われて必死だった」と答えた。翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。

ご存知の方も多いとは思うのですが、よくできた笑い話です。実は最近、このエピソードを娘さんが御本人のブログにて否定したのです。

野坂昭如の娘が、国語の試験に出た「火垂るの墓の作者の気持ち」という問題に、父親に聞いた通り「締め切りに追われて必死だった」と答えたら✖︎をつけられた
という楽しいお話は全くの事実無根。

いかにも父が言いそうなことではありますが。
一部で都市伝説のような有名なネタとなっているみたいです。

ということで、あの有名なエピソード、デマでした。

…と言いたいところですが、どうやら事はそう簡単ではない様子。

2018-05-22

『思い出のマーニー』の美術監督、種田陽平さんが語るジブリスタッフの持つ「少女性」


実写映画を中心に、国内外問わず様々な分野で活躍をされている美術監督、種田陽平さん。その実績は本当に数知れないものですが、ジブリ作品の『思い出のマーニー』でも美術監督をされています。そんな種田さんが著書『ジブリの世界を創る』で、ジブリのスタッフについて非常に興味深い意見を述べておりましたので、ご紹介します。