2016/11/18

『猫の恩返し』は『耳をすませば』の雫が描いた物語である!


『猫の恩返し』には『耳をすませば』のバロンが出てくるところから、この2つの物語はつながっているということが分かります。

とはいえ、どう繋がっているのか?それは作中の描写からは分かりません。今回は、書籍『ロマンアルバム 猫の恩返し』に収録されている、原作者の柊あおいさんのインタビューより、『猫の恩返し』と『耳をすませば』の素敵なつながりをご紹介します。

以下、『ロマンアルバム 猫の恩返し』より引用です。
ーーこの物語は「耳をすませば」の雫が書いたお話として書かれたそうですが。

柊 そうなんです。宮崎さんからお話を頂いた後、考え始めた時に、バロンは「耳をすませば」の世界にしかいない。だけどその世界で描いちゃうと、雫や聖司が出てくるのかなって観る人が期待しちゃうんじゃないかと思ったんです。それはちょっと嫌だったので、雫が書いた話にしたんです。雫は中学生の時にバロンの話を書いたけれど力が及ばなかった。でもその後、勉強して、またきっと書き直すに違いないと思っていましたから。

『猫の恩返し』は、雫が書いた物語でした。雫は『耳をすませば』の物語のあとも、ちゃんと物語を書いていたのですね。

しかし、インタビューでは具体的に何年後の雫が『猫の恩返し』を書いたのかは明かされていません。雫は結局いつまで物語を書き続けたのでしょう?あるいは大人になって、小説家になってから書いたものかも?バロンのモデルは天沢くんだったりして。

というわけで、『耳をすませば』と『猫の恩返し』は世界が繋がっているのですが、さらにもうひとつ、うれしい繋がりがあります。

ーームタは映画版『耳をすませば』のムーンでしたが、宮崎さんからの要望だったんですか?

柊 そうです。私の中のムーンは自分が描いた「耳をすませば」に出てくる黒猫なので、呼び名を映画(※「耳をすませば」のこと)の中に出てきた「ムタ」という別の名前にしたんです。

ムタは『耳をすませば』のムーン(がモデル)でした。『猫の恩返し』でもムーンという名前で大暴れした過去が明かされていたので、お気づきになった方もいらっしゃると思います。そして、ここで『耳をすませば』のムーンと『猫の恩返し』のムタを見比べてみましょう。

『耳をすませば』のムーン

『猫の恩返し』のムーン(ムタ)

さらにでかく凶暴に変えられたムーン…雫のムーン対するイメージがこうだったのでしょうか?(笑)

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