2016-11-18

『猫の恩返し』に出てくる大猫ムタの名前はあのプロレスラーから取られている!


『猫の恩返し』に登場するブタ猫…ならぬ大猫ムタ。

彼は『耳をすませば』に出てきたムーン(をモデルに雫が書いた物語の登場キャラクター)なのですが詳しくはこちら、なぜ彼はムタという名前なのか?そこにはビックリの秘密がありました。

以下、書籍『ロマンアルバム 猫の恩返し』収録、原作者柊あおいさんへのインタビューより引用です。
ーームタは映画版『耳をすませば』のムーンでしたが、宮崎さんからの要望だったんですか?

柊 そうです。私の中のムーンは自分が描いた「耳をすませば」に出てくる黒猫なので、呼び名を映画(※「耳をすませば」のこと)の中に出てきた「ムタ」という別の名前にしたんです。

ーーそのネーミングを考えられたのは?

柊 宮崎さんですね。「プロレスラーに、グレート・ムタという強い人がいて……」というようなことを言っていましたから(笑)。

グレート・ムタ!

宮崎駿さん、グレート・ムタを知っていた!プロレス好きなんでしょうか!?(笑)ちなみにグレート・ムタを知らない方にこのレスラーを説明致しますと、プロレスラー武藤敬司さんの「化身」 であり、地獄からの使者というレスラーです。毒霧、凶器攻撃などのヒールなムーブをする一方、高い技術力を持つトップレスラーでもあります。

…ということは、『猫の恩返し』のムタは、このグレート・ムタを参考にしているところもあるのでしょうか!?





【こちらも併せてどうぞ】
『猫の恩返し』は『耳をすませば』の雫が書いた物語である!

名探偵バロンの物語!?『猫の恩返し』はテーマパークのための20分アニメになる予定だった!

スタッフドン引き!『猫の恩返し』のラストのスカイダイビングで宮崎駿が言わせようとしていたセリフは○○だった!