『ミノノハシ』を知っていますか?ジブリ作品には比較的よく出てくる生物です。
例えば『シュナの旅』に…
『もののけ姫』の、動物たちがイノシシの皮をかぶった
ジバシリから逃げるシーンに…
ジバシリから逃げるシーンに…
コミック版ナウシカ7巻、庭の主が住む場所に…
登場しているんです!一体この生物は何者なのか!?ラピュタの絵コンテ集によると、実はなんと「17世紀に絶滅したタスマニア島の原始哺乳類」なんだそうです!
こんな生物がかつて存在していたんですね!驚きです。そして既に絶滅してしまっているのが残念です。しかしこんな生物を知っている宮崎監督はさすが博学ですね。
…というのは嘘です。これは宮崎監督がでっち上げた架空の生物なのでした。しかし、本当に騙された人もいるようで、かつてラピュタを制作している時に、色指定の保田道世さんから「ミノノハシの色がわからないから調べて欲しい」と言われた演出助手の須藤典彦さんは、この絵コンテの記述を元に図書館へ行き、絶滅した動物を調べまくったそうです。もちろん見つかるはずもなく、困り果てて宮崎監督に聞いた所、「あれは架空の生物だよ。オレの『シュナの旅』に出てるよ」と返されてしまったのだそうです。
残念!実際には居ないのか~。でもまた新しい作品に登場して出演回数を伸ばしてもらいたいですね!
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