2017/05/02

『千と千尋の神隠し』はキャバクラが元になっていた!


ジブリ作品はどんなところから着想を得ているのでしょうか?多くは児童文学のようですが、色々な作品を組み合わせていることも多いようです。ですので、意外なところからも着想を得ることがあるそうで、「そんなところから!?」という作品もあるのです。

今回は、書籍『ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し』に収録されている鈴木プロデューサーの語り下ろし「この映画をヒットさせていいのか確信が持てなかった」より、『千と千尋の神隠し』の意外な発想源をご紹介します。以下、その抜粋です。

 授賞式を終え、二馬力に戻ってきたあと、騒がしい気分が落ち着くまで、二人でお茶を飲みました。
(宮崎監督)「これでぜんぶ終わりだよね?」
(鈴木P)「もう終わりです。しばらく休憩できますよ」
「この映画は、鈴木さんの一言から始まったんだよね」
「えっ?僕の一言って何ですか?」
「覚えてないの?キャバクラの話だよ」
 僕はすっかり忘れていたんですが、企画を練っているとき、ぼくがキャバクラ好きの知り合いから聞いた話を宮さんにしたことがあったんです。
 キャバクラへ働きに来る女の子たちは、もともと引っ込み思案で、人とのコミュニケーションがうまくできない子も多い。ところが、必要に迫られて、一生懸命いろんなお客さんと会話をするうちにだんだん元気になっていくーー。
 その話をヒントにして、宮さんは湯屋をキャバクラに見立てたストーリーを作ったというのです。千尋はそこでカオナシをはじめいろんな神様を接客をするうちに元気を取り戻していった。

言われてみれば、千尋が名前を取られ、千に変えられるというのは、キャバクラにおける源氏名がモチーフになっているような気がします。

湯屋はキャバクラ。ここで働き、いろんな神様を接客することで元気を取り戻していく…。

もちろん、作品とは色々な要素が合わさった上で完成されているので、元となっている要素はキャバクラだけではないでしょう。しかし、言われてみれば油屋はキャバクラのような気がしてなりません。興行収入日本一のこの作品ですが、意外なところがモチーフになっていました。わからないものですね!

ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し (文春ジブリ文庫)
ジブリの教科書12 千と千尋の神隠し (文春ジブリ文庫)スタジオジブリ,文春文庫

Amazonで詳しく見る
千と千尋の神隠し のせキャラ
千と千尋の神隠し のせキャラ

Amazonで詳しく見る


【こちらも併せてどうぞ】
渋温泉の金具屋は『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルなのか?

『千と千尋の神隠し』の前に作られるはずだった幻の新作『煙突描きのリン』

『千と千尋の神隠し』でお父さんが食べていた “謎のプニプニ” は台湾の「肉圓(バーワン)」ではありませんでした。



0 件のコメント:

コメントを投稿

◆関連コンテンツ