以前、宮崎監督は海外の方に向けた講演にて、ポニョについてこのように仰っていました。
「ポニョはですね、はじめ赤いカエルだったんです。ブリキの赤いカエルだったんですけど、どうしても、何か見覚えのあるものしか描けなかったんで、金魚になってしまいました。
あの…ほんとにいい加減なんですけど、そのネジをキリキリっと巻くと、ぴょこぴょこぴょこっと動くブリキのカエルが、もし良いキャラクターになっていたら、全然違うストーリーが生まれてたろうと思います。」
あの…ほんとにいい加減なんですけど、そのネジをキリキリっと巻くと、ぴょこぴょこぴょこっと動くブリキのカエルが、もし良いキャラクターになっていたら、全然違うストーリーが生まれてたろうと思います。」
ポニョははじめブリキの赤いカエルだった!?この発言については【崖の上のポニョ』 ポニョはブリキのカエルになる可能性があった!宮崎監督の講演が面白い!】でも触れておりますが、今回は、その肝心な「ブリキの赤いカエル」の画像を書籍『ジ アート オブ 崖の上のポニョ』よりご紹介します。
以下、その画像です。
たしかに赤いブリキのカエルです!このキャラクターならばポニョは全然違うストーリーが生まれてただろうと思いますね!宗介に恋をする感じには見えません(笑)
次の画像は半魚人(半カエル人?)状態のポニョと人間状態のポニョ。「わたしカエルになりたくないの」という台詞が書いてあります。
なんだかこれはこれで可愛らしいですね。
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