2017/09/22

『崖の上のポニョ』グランマンマーレの正体は巨大な○○だった!?


『崖の上のポニョ』に登場するグランマンマーレは、ポニョの母であり、海なる母である存在です。

美しく、神秘性を秘めたグランマンマーレ。彼女が何者であるかを問うなど野暮なことなのでしょう。しかし、宮崎監督の言葉からグランマンマーレの意外な正体が浮かんできましたので、今回は、そちらをご紹介します。

以下、書籍『続・風の帰る場所』より引用です。
ーーだいたいあのポニョ自体、「さかなの子」って言ってますけど、お父さんもお母さんも魚じゃないですからね。

宮崎「ええ、そうですね」

ーー(笑)設定そのものがむちゃくちゃですよね。

宮崎「でも異種婚礼っていうのは日本には数々あるからね。あのお母さんだって本当は巨大なアンコウなんだとかね。そういうことは、スタッフの中で話してたんですよ。でも差し渡し1キロのアンコウが出てきても画面の中にどう入れていいかわかんないから(笑)、ちゃんと人間の姿を取ることもできて、その代わり大きさは自由自在っていう。要するに孫悟空の世界ですね。孫悟空の中に、天界にいた金魚が3日間ほど地上に逃げて、化けものになって暴れるっていう話があるんですよ。それが地上では3年間だったとか。最後は観音様だったかに連れていかれちゃうんですけど(笑)。そういう話ですよ、要するに」

ーーそうですね。

宮崎「ただ、これは居着いちゃったっていう話で。」(後略)

アンコウ!?驚きの事実です。この発言を公式な裏設定として良いのかはわかりませんが、少なくとも宮崎監督の中ではそうなのだと受け取っても良いのではないでしょうか?

これが…

巨大なこれ…

もうひとつ重要なのが「異種婚礼」というキーワード。平たく言えば、人と人でないものの結婚を描いた物語ということですが、有名なところで言えば河童との婚礼や、雪女、羽衣伝説、類似モノとしては鶴の恩返しなどが挙げられますでしょうか。そのバリエーションのひとつなのだと考えれば、ポニョは非常に分かりやすいお話といえるでしょう。

ちなみに宮崎駿監督の企画書によると、フジモトはグランマンマーレの沢山の夫のうちのひとりだそうです。一妻多夫制!

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