2020/12/04

言葉にならない感覚を作品にしたような、マルコム・サザーランドの実験的アニメーション


今回は、アニメーション作家のマルコムサザーランド氏の作品を3つご紹介します。彼の作品は、聴覚や触覚から受ける感覚がそのままアニメーションになったような、言葉にならない感覚をアニメーションにしたようなものになっています。どこか感覚がくすぐられる感じが心地よく、物語はないけれど見入ってしまうのが特徴です。ですので、なるべく音を聞きながらご覧になっていただきたい作品です。どこかノーラン・マクラレンの作品に近い印象も受けます。


Light Forms


1つ目の作品は『Light Forms』。光で作られたイメージが心地よく、見ていて癒やされる感覚もあるふしぎな作品です。まさに言葉にならない感覚がアニメーション化されたような印象を受けます。


2 Eyes


2つ目は粘土とインクで作られたアニメーション。『Light Forms』よりもさらに音から得る感覚の視覚化に特化したような、何が描かれているのかは分からないけれど、何となく「分かる」、そんな感覚を受ける作品です。

Forming Game


3つ目の作品も非常に感覚的なものとなっています。実写とドローイングを組み合わせた作品のようですが、メイキングを見る限り(https://vimeo.com/7316843)、他にも様々な技法が試されているようです。

Forming Game (HD - 2008) from Malcolm Sutherland on Vimeo.


ちなみにこの作品の場合、音は後から付けているようなのですが、おそらく音が先にあって(音から着想を受けて)、そこからアニメーションを作っている作品もあるのだと思います。マルコム・サザーランド氏は他にも実験的なアニメーションをVimeo上で公開しておりますので、興味のある方はご覧になってみてください。(URL:https://vimeo.com/animalcolm



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