今年の1月、日本テレビ系列で放送中の番組『世界一受けたい授業』に、『魔女の宅急便』の原作者である児童作家の角野栄子さんが出演し、ジブリの魔女の宅急便に関連した非常に面白い話をたくさんされておりました。
しかし、この番組をご覧になれなかった方もいらっしゃると思いますので、今回は角野栄子さんが語ったジブリの魔女の宅急便との関わりのある部分を抜粋してご紹介します。
キキとジジの名前の由来
まず最初に、タレントさんに「キキとジジの名前ってどうやって決めたのですか?」と聞かれた角野さんは、このように答えておりました。※括弧は私が補足したものです。
私ブラジルに居ましてね、そのとき仲の良い男の絵描きさんがいたんですけど、「ジョジョ」っていう名前だったの。
それでね「ジョジョ」って言うとちょっと(発音する時に)詰まるので、「ジジ」にしたの。
で、ジジの名前が最初に決まったので、(主人公の名前も)言葉が繋がってるものにしたいと思ったのね。それで「あいうえおの表」を見て「アア」とか、「イイ」とかやって、「キキ」となった時に「ああ、これだ」って思った。