今回は、ジブリ作品の食事を作っているシーン&食べるシーンだけを編集した動画をご紹介します。以前にも似たような動画をご紹介したことがあるのですが(参照:https://flying-fantasy-garden.blogspot.com/2017/03/blog-post_11.html)、今回の動画は作るシーンと食べるシーンが明確に分かれており、より作るシーンに力を入れた編集内容になっています。
2021-01-01
2020-12-04
言葉にならない感覚を作品にしたような、マルコム・サザーランドの実験的アニメーション
今回は、アニメーション作家のマルコムサザーランド氏の作品を3つご紹介します。彼の作品は、聴覚や触覚から受ける感覚がそのままアニメーションになったような、言葉にならない感覚をアニメーションにしたようなものになっています。どこか感覚がくすぐられる感じが心地よく、物語はないけれど見入ってしまうのが特徴です。ですので、なるべく音を聞きながらご覧になっていただきたい作品です。どこかノーラン・マクラレンの作品に近い印象も受けます。
Light Forms
1つ目の作品は『Light Forms』。光で作られたイメージが心地よく、見ていて癒やされる感覚もあるふしぎな作品です。まさに言葉にならない感覚がアニメーション化されたような印象を受けます。
2020-12-03
宮崎監督、鳥に「飛び方がまちがってる」とダメ出しする!その気難しさと、そこに隠された深いアニメ論。
スタジオジブリの関係者の方々が口を揃えて言う宮崎駿監督の気難しさ。作品は天才的ですが、どうも同じ仕事をする人としては、付き合うのに相当の根性が必要な人らしいのです。今回は、スタジオジブリのアニメーター・動画チェックとして長年働かれていた舘野仁美さんの著作『エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ』より、宮崎監督の気難しさが分かるエピソードとともに、そこに隠された深いアニメ論をご紹介します。
以下、『エンピツ戦記』より抜粋です。
『魔女の宅急便』(1989年)公開の制作中に。こんなことがありました。
宮崎作品の醍醐味といえば、なんといっても飛行シーンでしょう。宮崎さんが飛行機に対して格別の思い入れがあることはよく知られていますが、鳥の飛び方へのこだわりも、人一倍強いのでした。
ほうきに乗って空を飛んでいるヒロイン・キキが雁の群れと出くわすシーン。そのシーンの原画を担当していたのは二木真希子さんですが、ある日、宮崎さんは大声で二木さんを呼びました。
「どうしてこんなふうに描いたんだ!!前におれが言っただろう」。鳥の飛び方はこうじゃないって!!
二木さんは反論しようと試みていましたが、厳しい口調でまくし立てる宮崎さんの勢いに気圧されて、黙り込んでしまいました。
二木さんは実力があって研究心旺盛なアニメーターで、とくに動物や植物の描写には定評のある方です。鳥の生態にも詳しく、傷ついた野鳥を保護して傷が治るまで世話をして、また放野したりするような人です。宮崎さんもそんな二木さんの仕事を高く評価していました。この雁の群れのシーンも、二木さんはきちんと研究した上で、その成果を表現していたのだと思います。
2020-12-02
緻密な映像美、自主制作アニメ『PUPARIA』
今回は、緻密で美しい日本の自主制作アニメーション『PUPARIA』をご紹介します。『PUPARIA』は「ピューパリア」と読むそうで、日本語では「蛹」「蛹殻」といった意味があるそうです。
約2分半ほどのアニメーションは、どういう物語があるのかなどは一切説明もなく、ただ何かがありそうな予感のする映像が美しく、それが圧巻となっています。
2020-12-01
落ち着いた音楽とともに…ディズニー作品の詩的で幻想的なシーンを集めた動画
ディズニー作品の美しいシーンを集めた動画をご紹介します。静かで落ち着いたBGMとともに、詩的で幻想的な映像が次々と現れるさまは、非常に癒やされる時間を与えてくれます。
The Beauty of Disney from Jorge Luengo Ruiz on Vimeo.
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