2022-01-19

ジブリが嫌いな人はスカッとするかも?高畑監督を「クソインテリ」呼ばわり、押井守監督の『おもひでぽろぽろ』&『平成狸合戦ぽんぽこ』評がボロクソである意味面白い!


宮崎駿監督とは仲が良いのか悪いのか、よく分からない「旧友」の一人である押井守監督。


衒学性のあるストーリーと幻想的な映像を併せ持つ作品を生み出す名監督ですが、ジブリの体制や作品に対してはかなりハッキリと意見を述べ、時には強い批判を入れる貴重な存在でもあります。(参考にどうぞ:押井守の語るジブリの闇「なぜジブリに対する批判的な意見が活字にならなかったのか?」押井守監督「ジブリは宮さんが撮れなくなったら“おしまい”」 

そんな押井監督が「なぜスタジオジブリの作品は(公式の場では)絶賛され続けるのか。この辺の事情を具体的な個々の作品に触れながら明らかにしてみたい、あらゆるバイアスを無視して語ってみよう」という意図のもとに語ったインタビューを書籍にした『誰も語らなかったジブリを語ろう』が出版されています。




この本の中で押井監督は、ジブリ作品を時に評価し、分析し、また時にハッキリと強く批判しています。特に高畑監督の作品は強く批判しており、それがある意味非常に面白いものとなっています。ですから、今回は押井監督が特に強く批判している『おもひでぽろぽろ』と『平成狸合戦ぽんぽこ』を該当部分をご紹介します。

※今回ご紹介する話は、ジブリが好きな方よりも、むしろ「ジブリウザい、嫌い」などと思ってる方にとっては読んでいて気持ちがいい話かもしれません。

2022-01-15

マニアック!『紅の豚』ポルコの愛機「サボイアS.21」/カーチスの愛機「カーチスR3C-0」/マンマユート団の愛機「ダボハゼ号」の設定と性能!


『紅の豚』には様々な飛行機、特に戦闘飛行艇や水上戦闘機が登場しますが、その中でも代表的なものはもちろん、ポルコの「サボイアS.21試作戦闘飛行艇」、カーチスの「カーチスR3C-0非公然水上戦闘機」ですよね。

今回は、『紅の豚』の副読本として非常に優秀かつマニアックな書籍『飛行艇時代』に載っていた、前述の2機とマンマユート団の「ダボハゼ号」を加えた3機の設定と性能をご紹介します。


サボイアS.21試作戦闘飛行艇



原作版では「フォルゴーレ号」という愛称が付いている。サボイア社が1機のみ試作した戦闘飛行艇。テストの結果、エンジン位置による前上方視界の悪さや、高速運動性能を重視したために低速時での安定性が悪い“暴れ馬”のような機体である事が判明し、量産は見送られ、倉庫にしまわれていた。しばらく埃をかぶっていたS.21だが、空賊狩りのパイロット、マルコ・パゴットに買い取られ、思う存分大空を駆け回る事ができるようになった。

<エンジン(飛行艇時代版)>:イゾッタ・フラスキーニ・アッソ 水冷V型12気筒600馬力
(改造後):ロールス・ロイス ケストレル 水冷V型12気筒 700馬力
(劇場版):フィアット・フォルゴーレA.S.2 水冷V型12気筒 720馬力
<最高馬力>:330km/h
<構造>:木製ハンモック
<武装>:7.92mmシュパンダウ機銃2丁

『紅の豚』の原作が収録されている『飛行艇時代』は映画版を深く理解するためのマニアック過ぎる豆知識・裏設定が満載で素晴らしい!


スタジオジブリの映画作品『紅の豚』には原作が存在しており、それは書籍『飛行艇時代』と『宮崎駿の雑想ノート』に収録されています。雑想ノートは宮崎監督の趣味全開、ギッチギチの密度で展開されるマニアックな戦記マンガ集で素晴らしいのですが、『紅の豚』を深く知りたいのならば断然『飛行艇時代』がオススメです。




ですので今回は、『飛行艇時代』の魅力を『紅の豚』の豆知識・裏設定とともにご紹介します。

まずこの書籍のメインコンテンツとなるのは『紅の豚』原作となる「飛行艇時代」なのですが、なんとこの作品は20ページにも満たない作品であり、すぐ終わってしまいます。しかし、一コマの密度が半端ないため、それを感じさせない出来となっています。

「飛行艇時代」の1ページ。密度が濃いです。

2022-01-08

スパイダーマンの映像作品における変化・進化の歴史を辿った動画!


日本で一番人気のアメコミヒーローといえば、おそらくスパイダーマンなのではないでしょうか?近年はアベンジャーズの面々も追い上げては来ているものの、やはりまだスパイダーマンがトップのようです。(あとはデッドプールが瞬間風速的に人気だった印象です。ちなみに個人的にはDCヒーローにももっと頑張って欲しいのですが…)

そんなスパイダーマンの映像作品における変化・進化の歴史、1967年から2021年の作品までを辿った動画がありましたので、ご紹介します。

※この動画はノー・ウェイ・ホームのネタバレを含んでおりますので、まだ観ていない方はご注意ください!



スタジオジブリのツイッター公式アカウントによる『千と千尋の神隠し』の裏話&裏設定


日本テレビ系列では、定期的にスタジオジブリの作品が放映されます。そしてそれに合わせてスタジオジブリの公式ツイッターアカウントも色々な裏話などをツイートしています。今回は、その公式アカウントが『千と千尋の神隠し』が放送されたことに合わせてQ&A形式で裏話や裏設定をツイートしておりましたので、ツイッターをやっていない方も楽しめますように、個人的に「これは面白い」と思ったツイートを当ブログでご紹介致します。