『天空の城ラピュタ』に登場する、ラピュタをその身に隠した巨大な雲の塊「竜の巣」。
作中では、とても危険で広大な空間として表現され、パズー&シータとドーラ一家のラピュタ到着を大きく阻む障害として描かれています。
そして、パズーにとっては非常に意味を持つ幻影を見るシーンでもあります。
竜の巣は具体的にはどういう構造で成り立っているのか、(もちろん)作中では深く語られませんし、その点を理解していなくても作品は十分に楽しめます。ですが、作中の台詞からは、ラピュタ人が自らの住処を隠すために高度な科学力で生み出した産物であると解釈できるようになっています。
では、あれは高度な科学力による架空の気象現象であって、現実には存在し得ないのか、といえば、そうでもないようです。竜の巣は現実にも存在できるようなものなのか?その問いに対して、科学的見地から考察を試みた方がいます。雲研究家の荒木健太郎さんです。以下、荒木さんのツイートです。
「竜の巣」についての雲の科学的考察は『もっとすごすぎる天気の図鑑』でも詳しく紹介しております。https://t.co/QuOtXunUgu pic.twitter.com/icTmhcJ2yF
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 12, 2022
ツイートをブログに貼り付ける形式ではやや小さくて見えないかと思いますので、荒木さんがツイートした画像をここに転載させていただきます。(クリックorタップで拡大できます)