2023-09-10

宮﨑監督は既に次回作のアイデアを考え始めたそうです。


IGNなどのニュースサイトによって、宮﨑監督は『君たちはどう生きるか』で終わるつもりはなく、既に次回作のアイデアを考え始めていることが明かされました。

これは『君たちはどう生きるか』(英題:『The Boy and the Heron』)の上映が行われたトロント国際映画祭にて、スタジオジブリ広報・学芸担当スーパーバイザーの西岡純一さんがCBC Newsのインタビューに対して答えたもので、わたしたちにとっては本当に嬉しいニュースですね!

以下、その部分抜粋です。

(宮崎監督は)これが引退作になるのか、と問われた西岡は「世間ではそういう噂もありますけれども、本人は全然そう思っていなくて、今も次のアニメーションの構想をもう考えているんですよ」と返答。「だから、毎日、今も会社に来て、“次のアニメーションをどうしようか”ということを言っていますから、今回は引退宣言はしません」と語った。
出典:IGNより

2023-09-02

雑誌「SWITCH」 Vol.41 No.9(2023年9月号)から判明した『君たちはどう生きるか』の登場人物のモデル


雑誌「SWITCH」 Vol.41 No.9(2023年9月号)はお読みになられましたでしょうか?




この号はジブリ特集、特に『君たちはどう生きるか』に関連した特集号となっており、非常に興味深く重要なことがたくさん書かれております。特に、鈴木敏夫プロデューサーと小説家の池澤夏樹さんの対談は今作を理解する上でかなり重要なものとなっておりますので、今回は、その対談から作品に登場したキャラクターのモデルになった人たちについて書かれた部分を抜粋してご紹介します。

まずはこの大叔父から。


以下、その対談です。

2023-08-27

ジュール・ベルヌとスチームパンクとファンタジーの美しい融合、アレックス・アリスのアート


フランスのバンド・デシネ作家でありイラストレーターであるアレックス・アリスのアートをご紹介します。彼は『星々の城』という作品を描いており、この作品は1巻のみ邦訳もされておりますが、ご紹介するのは主にその『星々の城』を中心としたアートです。

彼のアートは『星々の城』を読んでいなくても十分魅力的であり、ジュール・ベルヌのSF作品とスチームパンクとファンタジーを融合したようなアートは見る者を惹きつけます。



2023-08-19

静かな夜、穏やかな光、囁かれる異国の言葉。外山光男さんの「映像詩」なアニメーション


アニメーション作家である外山光男さんがインスタグラムにアップロードしている短編アニメーションをご紹介します。

外山さんのアニメーションは以前このブログでもご紹介しましたが【静かな光を慈しむように…外山光男さんのアニメーションによるミュージックビデオ集】、静かで穏やかな雰囲気と、闇の中で暖かく瞬く光の表現が特徴的ですが、インスタグラムに投稿されている短いアニメーションもそのような特徴がありつつ、特に、夜、虫の音、月、ウサギ、囁くような架空の言語が多用されています。

派手さや鮮やかさではなく、静けさと癒やしを与えてくれるアニメーションですので、落ち着きたい気分の時はピッタリのアニメーションです。


2023-08-06

To those who come to my blog from overseas: misconceptions about Japan's war as visualized by "Barbenheimer"


For the first time, I am going to write a very special blog for people coming from overseas.

First of all, I would like to express my sincere gratitude to those who come to this blog from various countries overseas, even though it is written in Japanese.

I assume that you come to this blog because it is written about studio Ghibli, and I hope that the translation function is working properly.


Now, I would like to tell you about an issue that is causing great anger and sadness in Japan today: the countless images of "Barbenheimer," which is the joke that combines the American movie "Barbie" and "Oppenheimer".

These are images that stir up so much anger and sadness for the Japanese that I won't even post them on my blog. It has become a big problem, especially since Barbie's account on Twitter, now X, has responded that it enjoys them.

In response, people overseas have said that the Japanese have no right to be offended by this. I'd like to give my opinion on this.