ジブリの絵コンテから分かること。『天空の城ラピュタ』第3弾。
エンディング直前のクライマックス、バルスによって崩れゆくラピュタの残骸の中に、よく見るとムスカが落ちているのは有名な話です。
普通に【天空の城ラピュタ (ロマンアルバム)】でも、「落ちてゆく残骸の中で、木の葉のように舞っているムスカ」と紹介している話なので、雑学としてのレア度はあまりないのですが、ひとつ気になることが。
絵コンテではどうなってるんだろう?
アレはこのシーンの作画を担当した方のお遊びだったのか、それとも最初から計算されたものなのか…というわけで、絵コンテを確認。
まずはアニメ本編、例のあのシーンから
バルス!
ブワッ!!!
へああ~目があ~目がああ~~
崩れゆくラピュタ
見えづらいので拡大。赤丸部分にムスカ。
名悪役、ゴミのように散る。
名悪役、ゴミのように散る。
そして絵コンテではというと…!?
…いた!ムスカいた!
薄~くちっちゃく「ムスカ」って補足で書いてある!
というわけで、ものすごく分かりづらいですが、絵コンテの時点でも、ムスカ、いました。宮崎駿監督は、この時点で既に落ちゆくムスカを描いていたのですね。
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