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2022-05-06

「ポニョは大きくなったら男の子になるかも」海洋生物学者によるポニョとフジモトへの真面目な考察が面白い!


今回は、書籍『ジブリの教科書15 崖の上のポニョ』に収録されている、海洋生物学者の窪寺恒己さんによるポニョとフジモトへの考察が面白いものになっているため、一部を抜粋してご紹介します。

まず、フジモトとは一体どんな人物なのか、作中では書かれていない裏設定と合わせておさらいしておきます。


以下は同書の「ポニョを読み解く8つの鍵」に書かれているものです。

 フジモトはポニョの父親であり、グランマンマーレの夫である“もと人間”です。しかし、彼がどこから来てどういう経緯でグランマンマーレと結ばれたのかは、映画の中では明らかにされてません。海の水から生命の力を集めて海の時代を取り戻そうと、日夜研究に励んでいる存在です。
 宮崎監督によると、彼はもとネモ船長(ジュール・ヴェルヌの『海底二万マイル』に登場するノーチラス号の船長)の船に乗っていた唯一のアジア人の少年だったとか。

なんとフジモト、あの古典的SF作品の関係者でした!もしかしたら、ネモ船長と一緒に数々の大冒険をしていた可能性がありますので、かなり人生経験は豊富なのかもしれません。

2018-08-09

ポニョには続編の予定があった!頓挫したのは子供に受けないから…?


『崖の上のポニョ』、好きですか?

ポニョは、正直言いましてジブリ作品の中ではどのくらいの人気なのか、私はよくわかりません。が、そんなポニョには続編の予定があったようです。

以下、書籍『ジブリの教科書18 風立ちぬ』の鈴木敏夫プロデューサーへのインタビューより、ポニョの続編についての顛末をご紹介します。

2017-09-26

『崖の上のポニョ』のポンポン船の原理を解説した動画!


『崖の上のポニョ』に出てくるポンポン船。

なんだか楽しそうな一方、正直、どういう構造で動いているのかよくわからなかった方も多いのではないでしょうか?

宗介はどうして水を吹き込んでいるのか?

そんなポンポン船の原理を解説した動画がありましたので、ご紹介します。

2017-09-22

「ポニョはわかりづらい」という意見について、宮崎監督はどう思っているのか?


『崖の上のポニョ』という作品は、どうやら「意味がわからない」という感想を持つ人が多いそうです。私も初見は「これは今までのジブリ映画とは見方が違う映画だ」と感じました。一体、この違和感はどこから来るのでしょう?

今回は、宮崎監督の言葉から「ポニョのわかりづらさ」について語った部分をご紹介し、ここから「ポニョの見方」についてのヒントを得たいと思います。

『崖の上のポニョ』グランマンマーレの正体は巨大な○○だった!?


『崖の上のポニョ』に登場するグランマンマーレは、ポニョの母であり、海なる母である存在です。

美しく、神秘性を秘めたグランマンマーレ。彼女が何者であるかを問うなど野暮なことなのでしょう。しかし、宮崎監督の言葉からグランマンマーレの意外な正体が浮かんできましたので、今回は、そちらをご紹介します。

2017-06-21

ポニョの絵コンテ集は水彩絵の具で着色されていて美しい!


今まで当ブログではいくつかの絵コンテ集をご紹介してきましたが、今回ご紹介する『崖の上のポニョ』の絵コンテ集は、いつもと少し違った形でオススメしたい一品です。というのも、ポニョの絵コンテ集の最大の特徴は「水彩絵の具で着色されている」という点にあるからです!

まずは冒頭のシーンをご覧ください。

2017-06-03

『崖の上のポニョ』宮崎監督による「ブリキの赤いカエル」だったポニョのイラスト!


以前、宮崎監督は海外の方に向けた講演にて、ポニョについてこのように仰っていました。
「ポニョはですね、はじめ赤いカエルだったんです。ブリキの赤いカエルだったんですけど、どうしても、何か見覚えのあるものしか描けなかったんで、金魚になってしまいました。
あの…ほんとにいい加減なんですけど、そのネジをキリキリっと巻くと、ぴょこぴょこぴょこっと動くブリキのカエルが、もし良いキャラクターになっていたら、全然違うストーリーが生まれてたろうと思います。」

ポニョははじめブリキの赤いカエルだった!?この発言については崖の上のポニョ』 ポニョはブリキのカエルになる可能性があった!宮崎監督の講演が面白い!でも触れておりますが、今回は、その肝心な「ブリキの赤いカエル」の画像を書籍『ジ アート オブ 崖の上のポニョ』よりご紹介します。

2015-02-13

『崖の上のポニョ』 津波の後の町は“死後の世界”ではありません。


一度この話はポニョと宗介はどうなるのか?『崖の上のポニョ』には続編の構想があった!でも触れているのですが、再度整理してご紹介したいと思います。

『崖の上のポニョ』は、物語の後半、津波が訪れて町が水没します。しかし、町が水没したにも関わらず、皆どこか楽しそうです。このような状況のためか、「町が水没したことで実はみんな死んでいて、あれは死後の世界を描いているのでは?」という噂が存在しています。

いわく、トンネル後が怪しい、ここから先が死後の世界であるとか…

おばあちゃんたちが元気になっている、これは死後の世界だから、などなど…

結論から言うと、死後の世界ではありません。
それは宮崎監督の言葉から見て取れます。

『崖の上のポニョ』 ポニョはブリキのカエルになる可能性があった!宮崎監督の講演が面白い!


『崖の上のポニョ』の主人公、ポニョは言うまでもなくさかなの子です。

ですが、宮崎監督によると元々は違う生きものになる予定だったそうです。その話が聞けるのは、宮崎監督がカリフォルニア大学バークレー校で講演した際の発言です。その部分は30分頃にあります。

2014-12-14

分かる人にはたまらない!『崖の上のポニョ』の曲をロマサガ風にした作品が凄い!


分かる人にはたまらない動画をご紹介します。

スーパーファミコンソフトの名作RPG『ロマンシング サ・ガ』シリーズと

スタジオジブリの名作アニメ『崖の上のポニョ』が

2014-03-05

『崖の上のポニョ』ポニョと宗介はその後どうなるのか?


スタジオジブリは基本的に“続編”は製作しないものだと思っていましたが…。

毎日新聞の記事(※現在は残念ながら削除されています http://mainichi.jp/sponichi/news/20140302spn00m200012000c.html)によると、アカデミー賞前のシンポジウムに参加した鈴木敏夫プロデューサーが、『宮崎監督は前作「崖の上のポニョ」の「パート2」を作りたがっていた』という秘話を明かしたそうです。