『火垂るの墓』の原作者である野坂昭如さんには、ネットで有名なエピソードがあります。あらすじはこのような感じです。
野坂昭如さんの娘さんの学校の授業で『火垂るの墓』が国語の問題に出題された。
問題に「この時の作者の心境を答えよ」というものがあったので、娘さんは家に帰ってから父に「その時どんな気持ちだったの?」と訪ねると、野坂さんは「締め切りに追われて必死だった」と答えた。翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。
問題に「この時の作者の心境を答えよ」というものがあったので、娘さんは家に帰ってから父に「その時どんな気持ちだったの?」と訪ねると、野坂さんは「締め切りに追われて必死だった」と答えた。翌日のテストで答えにそう書いた娘は×をもらった。
ご存知の方も多いとは思うのですが、よくできた笑い話です。実は最近、このエピソードを娘さんが御本人のブログにて否定したのです。
野坂昭如の娘が、国語の試験に出た「火垂るの墓の作者の気持ち」という問題に、父親に聞いた通り「締め切りに追われて必死だった」と答えたら✖︎をつけられた
という楽しいお話は全くの事実無根。
いかにも父が言いそうなことではありますが。
一部で都市伝説のような有名なネタとなっているみたいです。
という楽しいお話は全くの事実無根。
いかにも父が言いそうなことではありますが。
一部で都市伝説のような有名なネタとなっているみたいです。
ということで、あの有名なエピソード、デマでした。
…と言いたいところですが、どうやら事はそう簡単ではない様子。