スタジオジブリ第8作目の作品『耳をすませば』
好きな人が、できました。
例えば、雫が書いている『耳をすませば バロンのくれた物語』のイメージが描かれるシーンの中には、『となりのトトロ』から中トトロと小トトロ、『魔女の宅急便』からは黒猫のジジがゲスト出演している箇所があります。
その箇所がこちら。バロンが、自分とルイーゼを作ってくれた見習いの貧しい人形作りを回想する場面。左側、人形が並べられている棚の下の列にいます。
分かりづらいので拡大してみると…女性の人形の足を挟んで3体!
4つの隠し要素
『耳をすませば』にはさらに4つの隠し要素があります。
■雫が初めて地球屋を訪れた時のこと。天沢聖司の祖父、西 司朗が見せたドワーフの古時計のネジを回す時に見える時計盤には“Porco Rosso”の文字が。
ポルコ・ロッソ、つまり『紅の豚』の主人公ポルコの名ですね。
■雫が学校の図書室で本を探すシーン。棚に「TOTORO」というタイトルの本があります。
■雫がお父さんにお弁当を届けにいくシーン。向原駅から電車に乗った雫の後ろ、向かい側のホームに『海がきこえる』の里伽子と拓がいます。
■天沢聖司が図書館で雫を待ちながら読んでいる本は、『千と千尋の神隠し』に大きな影響を与えた作品のひとつ「霧のむこうのふしぎな町」です。
ちなみに、雫の部屋には魔女のぬいぐるみらしきものがありますが、あれがキキかどうかはちょっと分からないです。リボンを付けてないですし、ネコもいないし、決定打に欠けるので微妙なところです。
ということで、『耳をすませば』は隠し要素がたくさんある作品でした。
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